見出し画像

思い出した笑い話1

私が高校生の頃聞いた話のアレンジ版です。
聞いてすぐは笑えませんでしたが考えたころじわじわと笑いが込み上げてきました。

三大地獄の話

(小噺みたいなものです)

むかしむかし
「権兵衛」と言う名の極悪人がおったそうじゃ

その権兵衛が捕まり死罪になった時の話です。

悪い事をした権兵衛は斬首となりました。(罪状:放火や窃盗)
斬首となったはずの権兵衛が目を覚ました。(地獄へようこそ)
「俺は死んだはずだ…」とそこは真暗な世界だった
何だか遠の方から明かりが近づいてくるのが見えた「何だあれは…」
「ゆらゆら」とこちらへだんだん近づいて来た
「火の玉か…」ゆらゆらその火の玉が「フッ」と目の前に現れた
なんと一緒に赤鬼と青鬼まで「うわぁ!」

鬼たちは「権兵衛だな」と言うと「ガッ」腕をと掴んで閻魔様の前まで引きずられていったそうじゃ、縄に縛られ針に筵に座れせられた。

ここは地獄の一丁目、罪人がどの地獄へ送られるかを決める所だ 
いつもであれば罪の大きさによって閻魔様が「〇〇地獄へ!」
となるのだが、その日に限ってご機嫌
超が付く程ご機嫌だった。
すると閻魔様が「自分で好きな所を選んでいいぞ」と粋な計らい
鬼たちに案内させ好きな地獄選ぶ事になった権兵衛
「さて何処にするかな楽な所がないかな」なんて気楽なことを
鬼たちの案内で見せられたのは1番目が有名な「針の山」裸足で毎日昇ったり下ったり「こりゃたまらねぃと権兵衛は次をお願いします」と
2番目は釜茹でクタクタと煮えたぎった釜の中は入る地獄だった
「’煮えたぎってる。」・・・「くわばらくわばら」なんて言いながら
他にあれば・・・じゃ、次お願いします。
ここで最後だ!なんて連れて来られた所は
なんと「肥溜め」肥溜めに浸かる地獄だった、匂いは凄く臭いが(このくらい我が家と変わらないな…)なんて思いながら、しかもここの罪人たちは皆煙草を吹かしているではありませんか?煙草吸って浸かるだけこれは(匂いさえ我慢すればいいのか…)では「こ、ここに決めます。」と権兵衛は即答しました。

権兵衛も痛い思いよりいいかと自分も中に浸かり煙草を一服と思ったら鬼たちが一斉に言いました。
「はい休憩終わり潜って」とさ「ブクブク」ちゃんちゃん
「おしまい」

まぁ話し方ですよねまた何か思い出したら
語る話を書くって難しいですよね本当…
拙い文章で申し訳ない(もっと文章力が・・・欲しい)



                    NUE噺でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?