日記2023/11/21 ジョンハル教授ありがとう!!
金融工学の理論的背景を再確認すべく、久しぶりトロント大学のジョン・ハル教授の書籍を手に取った。ハル教授の本は、体系的な構成で非常にわかりやすい。彼の名前は、特にハル・ホワイトモデルを通じてその評価を確固たるものとしている。このモデルは金利関連の分析に用いられ、債券オプションの評価にも適用される。金利構造や債権オプションは非常に面白い、株式が時間の経過とともにランダム性を増すマルコフ過程に従う一方で、債権は満期の価格に収束する。この複雑な動きを数学的に捉えることは非常に難しく、ブラックダーマントイモデルはその一つの解答である。(長くなるので割愛)
今日、初めて話を交わした御仁は、三菱UFJモルガンスタンレー証券での勤務を経て、現在に至るまでの職歴を築いてきたとのこと。興味深いことに、ジョン・ハル教授の書籍は三菱UFJモルガンスタンレーの市場商品部門が翻訳している。あ!!良い話のネタが出来た!!。
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