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【子育て】子ども会役員2年目活動日誌〜集団回収の巻〜

5月も後半戦。
子ども達も連休が明けて、忙しい学校生活を送っています。
当然、子ども会役員の保護者の皆様もお忙しい毎日を送っていることと思います。
いつもお疲れ様です。
子ども会役員2年目(今年は書記)のおおむです。
今回は集団回収がありましたので活動報告をしていきたいと思います。


皆さんの子ども会は集団回収ってありますか?


子ども会に携わっていると、集団回収を行なっている会も多いのではないでしょうか?
自治会で行なっているところや学校主体に行なっているところ、そもそも集団回収自体がないところなど場所によりさまざまかと思います。

私が小学生の時は学校に回収業者の大きなトラックが何台も来て、町中の廃品が集められていました。
子どもの私は、軽トラの後ろに乗って新聞紙を集めて回るのはアトラクションのようで楽しかったのを覚えています。
(今ではこんなことできないですが。懐かしい思い出です。^^)

私が住む地域では、集団回収は自治会の判断に任せられています。
自治会が主体で行なったり、子ども会がやったり、両方がそれぞれやってたりします。
逆に集団回収を行なっていないところは少ない印象です。

私が町では、子ども会が主催で集団回収を行ないます。
年に3回(5月・9月・2月)の回収です。

近年は回収業者に売却しても殆ど利益は出ません。(出ても数百円程度です)
それでも集団回収の活動報告をすると、市から報奨金を受け取ることができます。(だいたい1回につき3,000円〜4,000円程度)
これが貴重な活動資金となるため、現在も継続しています。

集団回収でのおおむ(書記)の仕事

集団回収を行うにあたり、書記の大事な仕事は「回覧板のお知らせ作り」です。
地域の皆さんへのイベントのお知らせには回覧板を使用します。
この回覧板に入れるためのプリントを作成するのが書記のお仕事になります。
具体的な手順としては、以下のとおりです。

  1. 回覧板用のお知らせを作成する

  2. 出来上がったものを自治会長さんに持っていき、承認印をもらう

  3. 自治会館で回覧板と掲示板分を印刷し、自治会長さんへ渡す

  4. 町内の掲示板にお知らせを掲示する

回覧板用のお知らせを作成する

集団回収の3週間前までにお知らせを作成する必要があるそうです。
私は忘れないように1ヵ月前に作ることにしました。
とは言っても昨年のお知らせを少し手を加えるくらいなので、そんなに時間はかかりません。

作成した集団回収のお知らせ

出来上がったお知らせプリントに承認印をもらう

出来上がったお知らせを掲示するためには、自治会の承認印が必要になるのだそうです。
自治会長さんのご自宅へお電話で都合を確認して印鑑をもらいに出かけます。
同じ町内ではありますが、この手間はちょっとテンションが下がります。

と言うか、こんなやりとりをしょっちゅう行なっているであろう自治会長さん。
大変だなと若干の申し訳ない気持ちも感じます。

個人的には回覧板がなくなりメールやチャットサービスを利用できればどんなに楽かとは思いますが、高齢の方達が多く住む町でもあるため、仕方ありません。
(数十年後、私が高齢世代になる時までに、回覧板制度はなくなっていることを願うばかりです。)

自治会館で回覧板と掲示板分を印刷し、自治会長さんへ渡す

町内すべての回覧板は全部で31あるそうです。そして町内の掲示板が4つ。
計35部を印刷します。
印刷は自治会館で無料で行い、お知らせと収集拠点の地図を必要分準備して再び自治会長さんへお渡しします。

自治会長さんから町内5つに分かれている班の世話人さん(班の代表さん)に配布してそれぞれの回覧板にセットしてもらう手順になってるのだそうです。

町内の掲示板にお知らせを掲示する

町内に4カ所ある掲示板に準備した集団回収のお知らせを掲示します。
私は今まで掲示板があることすら知らなかったのですが、果たして需要があるのかは……不明です。
しかも我が町の掲示板は何故か4つとも高い場所にありました。

小さめ女子の私は足がつりそうな程の背伸びをしないと張ることがでずに自分の身長を恨みました……次は足台を持参します。

わが町の集団回収の手順

さて集団回収の手順ですが、今はかなり簡略化されており、保護者の負担もかなり少なくなりました。

コロナ前は各家庭の玄関前に回収物を出してもらい、一軒一軒回って、軽トラに積み込み、一カ所に集める。
それを業者に回収を依頼していました。

メリットは町内の住民は玄関前に回収物を置くだけでいいので回収量が増えます。
デメリットは役員と保護者の負担が大きいことです。
午前中いっぱい時間がかかる力仕事で大変な作業です。

そのため役員と保護者は1世帯にひとりは絶対に参加(できればパパも)・子どもは危険なので連れてこないようにという決まりがあり、たびたび保護者からのクレームが出ていたようでした。

コロナ禍明け去年からやり方を改訂し次のように変更しました。

  1. 町内に12カ所の回収場所を設置(いつものゴミ出し場所からピックアップ)

  2. 7時に役員が回収場所の看板を出す

  3. 9時までに回収場所に回収物を出してもらう

  4. 9時30分に役員と担当の保護者が町内を巡回し、回収場所以外に出されていないか・回収不可な物がないか確認する。

  5. 10時以降に業者が直接回収場所を回ってもらい終了

変更したところ所要時間は半日→30分以内に短縮されました。
また、大変な作業もなくなったので、子どもも参加可能、都合がつかない方は連絡をいただければ欠席可にしました。

この方法のデメリットとしては、町民が回収場所に持っていいく手間が増え、回収量が減ることです。
しかし、回収業者からの利益は減少傾向にあるため、大きな問題にはならないと考えています。

それよりも保護者の負担が軽減できるメリットの方が大きく、今後も継続できる事業になったと思います。

今回の集団回収での出来事

今回、新役員になって初めての集団回収でしたが、手順も簡素化しているため、大きな問題は起こりませんでした。

今回は春ということで、教科書や衣類などが多く出されていた印象でした。
その中で、回収不可品がいくつか出されていました。

クッションがこんなに……模様替えしたのかな?

衣類は回収可能ですがクッションや布団は不可なので、役員が持ち帰りゴミ回収で改めて出すことに。
そこで次回に向けてお知らせを変更してみました。

回収できないものを絵にして分かりやすく。効果があればいいな。

次回は問題なくスムーズな集団回収になるといいなと思います。

まとめ

今回は集団回収の活動報告でした。
集団回数は地域ごとにやり方が大きく違う事業かと思います。
役員さんの負担も大きくなりがちかと思うので、活動の参考になれば幸いです。
ぜひ皆さんの町の集団回収事情も教えてくださいね。

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