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ランニングを続けている理由について語ってみるよ

昨年の11月にランニングを始めて早1年が経過しました。
「天気が悪い日は走らない」とか、
「脚や腰に違和感を覚えたら無理せず休む」とか、
「真夏はいのちだいじに」とか、おおよそ市民ランナーの風上にも置けない、ぬるま湯超えてもはや水のようなゆるゆるルールを設けて何となく続けています。

そもそもランニングを始めたのは、「運動に費やす時間を短縮したい」という理由からでした。
ちょっと意味がわからないと思うので説明を付け加えます。

昨年の11月までは毎週日曜日と、気が向いたら平日の仕事終わりに10〜12km程度のウォーキングを行なっていました。
きっかけは新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いスタートした在宅勤務による運動不足を解消しようと思い立ったことからです。
もともと歩くことが苦ではなかったので、悪天候やよっぽどの体調不良でない限り黙々と歩いていたのですが、10km歩くのって私の足だとどう頑張っても90分かかってしまっていたんですね。
まあ、日曜日であれば休みなのでそこまで時間を気にする必要もないのですが、続けているうちに平日の仕事終わりの90分って結構大きいな、、と感じ始めたわけです。

例えば18時に仕事が終わった後にウォーキングする場合だと、着替えて、軽く準備運動して、さあ歩くぞ!となった時には18時30分近くになっており、そこから90分歩いて帰宅するともう20時です。ウォーキング後にうっかりコンビニに立ち寄って帰ろうものなら20時30分になることだってあります。

「いやいやそれなら臨機応変に平日夜は5km程度にするとか、いっそ平日は歩くのやめたらいいじゃん」という話なのですが、めんどくさがりやの私としては、「外に出る」という労力に見合う成果は求めたいという思いが強かったんですよね。
つまり「運動量(10km)は譲れない」、「でも時間は短くしたい」これを両立させるには、、と考えたところ「あ、走ればいいじゃん」という結論に辿り着いたというわけです。

上記の結論を出した翌週からウォーキングではなくランニングに切り替えたのですが、ウォーキング以外の運動なんてろくにしたことのない人間がいきなり10kmなんて当然無理ゲーすぎるので、まずは5kmからスタートして、少しずつ距離延長しながらゆるゆると続けていたらいつの間にか1年が経過していました。

現時点でのランニング1回の走行距離は7〜9kmで、結局10kmの運動量を保持できていないわけですが、ウォーキングとランニングって身体への負荷が天と地ほどの差があるんですね。
運動絶対やりたくないマンだった私はここ1年でようやくそれを認識しました。
なんならウォーキング12km<<<<<<<<<ランニング5kmくらい体感に差があるので、まあゆくゆくは普通に10km走れるようになれたらいいなと思いつつも、7kmでも十分しんどいし、当面これでヨシ!と捉えています。

ヨシ!

ところでランニングって本当にしんどいですよね。
ウォーキング時代は道中つらいと感じたことがなかったので、よっぽどのことがない限り「今日はやめとこ」とか思ったことはなかったのですが、ランニングに移行してからは、「あの上り坂苦しすぎてしぬ」とか「あの区間信号がないから息入れられなくてしぬ」とかいくらでも道中のつらさを思い出せるので、簡単に「今日はやめとこ」に傾いちゃうんですよね。

それなのになぜゆるゆるながらも何とか続けてるのかといえば、一重に自己肯定感を得たいからなのかなと自己分析しています。

私、昔から何かに真剣に取り組めた試しがなく、何事も中途半端な人間なのですが、それなりに年齢を重ねていくと結構なコンプレックスになるんですよね。
どの程度のコンプレックスかといえば、ちょっと心が弱っている時にふと過去を思い返してしまったりすると即ソウルジェムが漆黒に濁る程度にはコンプレックスを抱えています。

だから、私にとってのランニングはただの運動ではなく、「これだけ苦しいことを乗り越えられたんだ」「こんなに苦しいのに続けられているんだ」という、本来であれば過去に会得しておかねばならなかった成功体験になっているように思います。

そういえば、ソースは失念しましたが、女性がランニングを続ける理由は「楽しいから」が多いのに対し、男性は義務感で続ける人が多いそうです。
そうなると私の思考は男性寄りということになりますね。

色々と邪念まみれのランニングではありますが、走力自体は1年前に比べると確実に向上しているようです。
ゆるゆる続けるうちにあわよくば10kmを60分で走破できたらいいわねと思っています。
私からは以上です。




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