介護職員の医行為
こんばんは
フロレンス岩下です。
在宅医療の医師が介護職員に許されている医行為について
疑問をお待ちです。
私もこの先生のご意見に大賛成です。
その先生は
医療法人社団悠翔会の佐々木淳理事長です。
在宅医療の業界では有名な方です。
佐々木先生のご意見を簡単にご説明しますと
介護職員がやってはいけない医行為として、例えば
・PTPシートから薬を取り出す
※PTPシートとは薬の包装の方法のひとつで、アルミとプラスチックで挟んだシートのこと
・お薬カレンダーに薬を配置する
・膀胱留置カテーテルの袋が汚染したので交換する
介護業界の深刻な人手不足を考えると、このようなことが看護師でなければできないなんて
現場を分かってないにも程がある。
今後も増え続ける要介護者の介護を介護職員ではなく
家族にやってもらうつもりなのだろうか?
と私も思います。
この件を地元の国会議員さんに相談してみました。
看護協会や看護連盟が反対するからなかなか規制緩和ができないそうです。
看護師の仕事を介護職員に取られる、知識も技術もない介護職員に任せられない。
とでもお考えなのでしょうかね。
私の経験では医行為絡みの事故を起こすのは
介護職員ではなく看護職員がほとんどです。
看護職員は基本を忘れて、自己流で医行為を行い、事故を起こしますことがあります。
プライドが高いためなのか、自分やり方を変えようとしない人が多いのです。
それと比較すると介護職員は、真摯に素直に医行為に取り組みます。
もちろん、現場での医師や看護職員との連携がうまくいってるかどうか
ということもかなり影響しているでしょう。
指導できない、責任を負いたくないと逃げ腰の看護職員や医師がいれば
介護職員も安心して、取り組めませんよね。
自分のプライドや責任ばかりを重要視しないで
要介護高齢者のために
どうしたら良いか
法律を作る方々によく考えて欲しいです。
でも法律が規制緩和されても
現場の介護職員や看護職員が
不安なく責められない状況を
作ることも大切です。
不安は知識を高めることで緩和されます。
やはり、医療関連の勉強が必要ですよね。
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