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2022年11月5日KBS京都賞ファンタジーステークス(GⅢ)予想
ファンタジーステークスとは
ファンタジーステークス(GⅢ)とは、JRAによって阪神競馬場で開催されるGⅠのレースです。
傾向分析
2021年のファンタジーSを制したウォーターナビレラは、次走の阪神ジュベナイルフィリーズで3着に好走した上、2022年の桜花賞でも2着に入りました。
また、2018年の優勝馬ダノンファンタジーと2019年の優勝馬レシステンシアは、いずれも次走の阪神ジュベナイルフィリーズで優勝を果たし、JRA賞最優秀2歳牝馬のタイトルを獲得しています。
各世代の名牝たちがしのぎを削ってきた注目の一戦を展望すべく、今回は京都競馬場で行われた2019年以前を含む過去10年のレース結果から、好走馬に共通するポイントを分析していきます。
前走との間隔別成績
過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、前走との間隔が中4週以上でした。
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一方、中3週以内だった馬は3着内率10%とやや苦戦しています。前走との間隔が詰まっている馬は、過信禁物とみるべきでしょう。
前走の4コーナー通過順別成績
過去10年の3着以内馬30頭中27頭は、前走の4コーナー通過順が2番手以下でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1667551985989-jGgBn0FqzL.png?width=800)
一方、1番手だった馬は3着内率11%とやや苦戦しています。先頭でレースを進めたいタイプの馬は割り引きが必要なようです。
前走の着順別成績
過去7年の3着以内馬21頭中20頭は、前走の着順が4着以内でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1667552000747-4GcUzKWY9v.png?width=800)
一方、5着以下だった馬は3着内率6%と苦戦しています。2014年以前は前走で5着以下に敗れていた馬の好走例も少なくないですが、近年の傾向を重視するならば前走が5着以下だった馬は評価を下げたいところです。
前走の距離別成績
過去6年のファンタジーステークスにおける前走の距離別成績を見ると、前走が1400メートル超だった馬が3着内率45%と優秀な成績を収めています。
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一方、1400メートル未満だった馬は3着内率11%とやや苦戦しています。前走の距離が長い馬ほど信頼できそうですね。
前走の距離が「1400メートル」か「1400メートル未満」だった馬の、前走の馬体重別成績
なお、前走の距離が1400メートル以下だったにもかかわらず3着以内に入った9頭のうち8頭は、前走の馬体重が450キログラム以上でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1667552051863-jGaio9C90v.png?width=800)
1400メートル以下のレースを経由してきた馬のうち、比較的小柄な馬は上位に好走する可能性が低いとみてよさそうですね。
前走の上がり3ハロンタイム
阪神競馬場で行われた過去2年の3着以内馬6頭は、いずれも前走の上がり3ハロンタイム順位が2位以内でした。
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前走で出走メンバー中2位以内の上がり3ハロンタイムをマークしていなかった馬は評価を下げてもよいかもしれません。
出走予定馬
11/4日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1667551678612-bL76AstJ45.png?width=800)
予想
過去の傾向から、まず前走との間隔と前走の4コーナー通過順、着順から選んでいきます。
◎5番 ブトンドール
〇10番 バレリーナ
▲9番 サラサハウプリティ
△6番 レッドヒルシューズ
☆7番 コスモフーレイ
以上のように予想しました。
まとめ
最後にこの記事の要点をまとめました。
前走との間隔が中4週以上でしっかり疲れをとれた馬が好走している
前走の4コーナー通過順が1番手の先行タイプは好走できていない
前走が1400メートル超だった馬が優秀な成績を残している
いかがでしたでしょうか?
キャリアが浅い馬が中心なので、距離の適性や脚の質などに注目して選んでいきました。
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