お松狩りから帰った3人は、さっそく試行錯誤して吾輩を丁寧に扱ってくれたぞよ。 まずは生のままでいろいろ試す。 生の松葉ジュース、松サイダー、松ヨーグルト、枝を食べてみたり。 そして乾燥松葉の仕込みを始めた。 陰干しにしないと茶色くなってしまうので、岡部氏の家でじっくり管理してもらいながら6ヶ月寝かせてもらったのじゃ。 するとキレイな若草色になってな。これを使って松葉茶、松薬膳酒、松ごはん、松パン、松スイーツ、松タバコ、松クリームetc。。いろいろと自らを人体実験して、吾輩の効
東日本大震災の記憶は吾輩にも強く刻まれている。 当時、福島第一原発から放出される放射性物質に日本中が困惑しておった。 関東にもホットスポットと言われる放射線濃度の高い場所が現れ、目に見えぬ怖さに皆怯えておったな。 あれから十数年経った現在、福島の吾輩の放射線濃度を測ったがなんと基準値以下。どうゆうことか。 これは吾輩の勝手な憶測じゃが、松特有の排毒効果が、森を元の自然な状態に戻そうとしているのではなかろうか、と吾輩の力に吾輩が期待しているのだぞよ。 驚異的な効能！松葉ジュー
なぜ湘南の地に辿り着いたのかというと、三人の人物が偶然出会ったところから始まる。 湘南にクロマツの風景を取り戻す活動をしている岡部氏。 「スナックたいら」という子ども食堂を主催していた平氏。 吾輩を食べることに目覚めていたゆるこ氏。 この三人がたまたま平氏の子ども食堂で出会ったのだった。 この後、それぞれの吾輩への興味から、１ヶ月後、吾輩の住む福島、静岡に会いに来ることになる。 帰りの車の中で吾輩へのロマンを語り、お松ユニット 「吾輩は松であるぞ。」が結成されたのじゃ。
吾輩の故郷は赤松林である。 吾輩の事が中国最古の薬事署にあっての。吾輩の薬効が書いてあるのを見つけて、これは皆に伝えねばならぬと思ったのだぞ。 「父上母上、行って参ります！」 使命を背負って湘南の地に辿り着いたのぞ。 貴方に健康でいてほしいから、吾輩の効能や思いを伝えていくぞ。 皆の衆、よろしく頼むのぞ！
