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自問自答で行き着いた 超シンプルな投資の本質

みなさん、こんにちは。Naseka です。

「本質」について考える記事を書いていたら、
標題のことを思い出しました。

私は一時期、「投資(資産運用)」を「趣味」としてハマっていた時期がありました。
今は人並みな資産運用レベルに落ち着いてしまったのですが、
その理由は
「投資って、だいたいこういうものか」
と、自分なりの答えに行き着いたから。
(これがだいたい 2~3年くらい前のこと)
それ以降、趣味としては 徐々に熱が冷めてしまいました。

もちろん それで何千万円も稼げたわけではないし、
人様に講釈を垂れるほど 特筆すべきことはないと思っています。

それでも昨年末に note を始めて、自分なりの考えをアウトプットする場と機会を持つようになったので、
「こんな考え方もある」とオモテに出してみようと思いました。
自分の投資メモもアウトプットしたことだし)

※ 以下はあくまで『私はこう考えた』というだけで、「こうすれば儲かる」ということではありません。
(要は ただの自分語り・独り言)

言うまでもないことですが、資産運用は自己責任で行いましょう。


投資についての自問自答

投資遍歴と株式投資の結論

私はなんでも極力 " シンプル " に考えるのが好きです。
本質論にも通ずるのですが、
枝葉末節は そぎ落として
(何事も例外やケースバイケースが存在するのは当たり前なので)
「その本質は何か」
と考えたくなります。

私の投資遍歴としては、ざっくり
国内株式 → 海外ETF (いずれもインカム投資)
というかんじ。

国内株式をメインにしていた時期の問いは
「その会社の株を評価するときに、何を見るか」
でした。

各種指標から経営の実績から、四季報などを見ていると情報は非常にたくさんありますからね。
かのバフェット氏のように、投資を生業にするなら分析に分析を重ねるのがよいのでしょうが、なにしろ私の本業は別にある。
あくまで趣味として、「時間の許す範囲で」できることに絞る必要がありました。

先日アウトプットした投資メモには、この時期に注目していた指標がメモ書きしてあります。

最終的には
「ROA・自己資本比率・配当性向・配当利回り」
の4つに昇華されました。
四季報で1社あたり5秒足らず(ひと目)で判断するようになった頃に、
「こんなもんやな…」
と熱が冷めて(飽きて)しまいました。

ETFに対する「矛盾かつシンプル」な問い

その後、
「為替リスクも考慮してドル資産を持とうかな」
「でも株式投資は飽きたしな…」
となって、海外ETF を選好するようになりました。

これをやってみて考え出したのが、
「ただひとつ『これだけ買っとけ』と言うなら何が良いか」
という問い。
(そもそも誰に言うつもりなのか分かりませんが…)

一般的には集中投資はリスクが高くなるので、
ある程度 投資対象を分散させた方がよいとされていますね。
私もそう思います。

ですがETFという時点で 複数の会社の株式が混ぜ込まれているので、
対象がETFであれば分散の要素は ある程度含まれています。
それが前提にあっての『これだけ~』です。

では、私が結果的に行き着いた答えは何なのか?
それは…

「VIG だけ買っとけばいいや」

(VIG : バンガード米国増配株式ETF)
でした。

なんだか自分語りが冗長的になってきたので、
考慮した要素を箇条書きにすると

①今の私(30代中盤)はメインの仕事で収入が他にある。
②FIRE したいとも思ってるけど、60歳までに収入の柱になればよい。
 → 20年以上のスパンで考える。
③故に今、高い配当利回りは不要(税金引かれる分、損するし)。
④業界セクターに拠らない(半導体とかヘルスケアとか)
 → ずっと持っておくつもり(リバランスとか面倒)だから、数十年後に情勢の変化があっても 気にせず継続保有できるものがよい。
⑤VOO とか VTI とかよりは、業績のフィルターを通している。
 → その分、大勝ちは期待できないのだけれど、そもそも期待してないし。
⑥連続増配企業の集まり=根拠がある安定感。
 → ここに含まれる企業は長期に安定して稼げる会社、派手さはなくても安定感がある。
 → 派手さがないので大勝ちは期待しないが、その分 堅調を期待できる。
 → 株式(厳密には投資信託)でありながら、債券的な側面も見られる。

…と、こんなかんじ。

自分なりの自問自答を繰り返した結果、こういう結論に至りました。
それ以降、基本的には VIG を淡々と買い増すだけになり
私にとっての投資は「ただの資産運用」でしかなくなりました。

まとめ

オススメ銘柄の紹介でもないし、
ただの自分語りだったので、
着地点が分からなくなってしまいました。

ただひとつ 自信をもって言えることは、やはり趣味でも
「本質を考えることは楽しい」ということでしょうか。
(結局、投資論から本質論にすり替わってしまいました…)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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