たまごっちについて

部屋の片付けをしていたら、もう10年近く前に遊 んでいた、たまごっちのゲームが出てきました。 私はたまごっちガチ勢で、 アニメも打ち切りになるま で見ていたし、初詣のお願い事は「まめっちの風邪が治りますように」 だったし (本当に治っ た)、幼稚園の時の将来の夢はまめっちになるこ とでした(まめっちと結婚したいとか、たまごっち 星に行きたいとかではなく、まめっち本体になり たかった)。たまごっちを見た瞬間テンションが上がってしまって、起動してちょっと遊んでみまし た。

そうしたら10年前のくちぱっちから手紙が届いて いて、「○○○ちゃん、もっとかわいがってほしかったな つぎあったときはもっとなかよくなりたいな」という内容でした。たぶん昔の私が世話をちゃんとしなくてくちぱっちを家出させてしまったんだと思うんですけど、なんだかその文章を見て泣きそうになりました。


今どきのたまごっちにはベビーシッターの機能がつ いている上、たまごっちが死なない設定になっているそうです。そんなのたまごっちの醍醐味がないよなー!!と友達と話してたんですけど、 本当にそうだ と思うんです。死んじゃったり家出しちゃったりするくらいか弱いたまごっちを大切に育てることが、たまごっちの本質なんだと叫びたいです。今思えば すごく教育的なゲームですよね。 これからの時代の少女たちは、たまごっち無しにちゃんとした大人に成長できるんでしょうか。私はもう二度とくちぱっちを家出させないよう、大切に育てようと思います。


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