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「The 小」のすすめ

男子の特権「立・小」でなぜ悪い、そんな声が聞こえてきますが、世の中は確実に変わりつつあります。

「座・小」を選ぶ男性の割合は、若い世代を中心に増えてきています。
具体的なデータによると、20代や30代の男性の40%、40代の男性の30%、そして50代以上の男性の20%が「座・小」を実践しているそうです。
特に北欧諸国ではその傾向が顕著で、70%以上の男性が「座・小」を選び、さらにトイレ掃除を男性が行う割合も高いとのことです。
の背景には、掃除が楽だという理由があると考えられます。

「座・小」のメリットは多岐にわたります。
まず第一に、飛沫が飛び散らないため、掃除が格段に楽になります。
これは家庭内での衛生管理を助け、トイレを共有する家族全員にとって大きな利点です。
次に、「立・小」でのふらつきや転倒のリスクがないため、安全面でも優れています。
特に高齢者にとっては、バランスを保つことが難しくなることもあり、安全にトイレを使用できることは重要です。
さらに、立ち座りの動作が筋力の維持強化に役立ちます。
特に現代社会では、座りがちな生活スタイルが多く、意識的に体を動かす機会を持つことが健康維持に繋がります。

男子の特権「立・小」でなぜ悪い、そんな声が聞こえてきますが、世の中は確実に変わりつつあります。

また、「座・小」には男性にとってもう一つ重要なメリットがあります。

トイレから出てきた男性の股間に「シミ」がついているCMを見たことがあるかもしれませんが、これは男性用尿取りパッドの宣伝です。
この「シミ」の原因となる尿の経路を考えると、膀胱から尿道を経て外部へ放出される際に、問題となるのはそれぞれの高低差です。
「立・小」の場合、膀胱(高い)から尿道(低い)を経て放出(高い)されるため、尿道(低い)に残尿が発生します。
一方、「座・小」の場合の高低差は、膀胱(高い)から尿道(中間)を経て外部へ(低い)となり、尿道内の残尿が減ります。
放出が終わったと思っても30秒ほどの間座り続け、少しだけ中腰姿勢をとることで残尿を「ゼロ」とすることができます。
特に高齢者(私を含めて)は中腰姿勢を取っている間に、思いの外の量が出てきます。

「座・小」、最初のうちは抵抗があるかもしれませんが、一週間もすれば慣れてしまいます。
新しい習慣を取り入れることに対する最初の一歩が大切です。
ぜひ一度、「座・小」をお試しください。
家庭内の清潔さが向上し、日常生活の中で主婦が感じているストレスの一部も減ることでしょう。
これを機に、家族全員で「座・小」のメリットを享受し、快適な生活を送りましょう。

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