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名古屋・岡崎 癒やしと歴史を求めて

名古屋を離れて1年半。
当時の仲間とZoom飲み会やLINEでやり取りはするけれど、そろそろ直接会いたいぞ!というわけで今年の年末は名古屋へ。
併せて今年の大河ドラマ『どうする家康』で盛り上がっている(であろう)岡崎にも久しぶりに行ってみよう、と早起きして名古屋へと。
なぜ早起き?
それはお昼ご飯を『鈴波』で食べたかったから。
生粋の西のヒトなので赤だしはあまり得意ではないのですが、あそこの赤だしは好きなんだよねー…。

みりん粕漬と海老フライの互換性

名古屋駅に到着後すぐにエスカの『鈴波』目がけて猛ダッシュ!
しかし既にベテラン名古屋市民による大行列が…。
この後名古屋港水族館にて友人と落ち合い、シャチの公開トレーニングを観る予定なのでさすがに行列に並ぶ気にはなれず。
海鮮繋がり?ということで、こちらも人気店の『まるは食堂』にて海老フライをいただきました。
キャベツにはソース、海老フライにはタルタルソース。
キャベツにソースかけると何であんなに箸が進むんだろうね。不思議。
みりん粕漬(銀鱈食べたかった!)への想いを断ち切り、金山まで移動。名港線にて名古屋港水族館へ向かいます。

シャチに萌え、シャチに浸る

シャチは日本に7頭しかいないと知ったのは、名古屋に住み始めて2年目くらいだったかな?
それ以降は名古屋港水族館の年パスを購入し、足繁く通ったものでした。
鴨川シーワールドのシャチのショーもいつか観てみたいと思いつつ、好奇心旺盛で可愛いリンちゃん(名古屋港水族館生まれのシャチの女の子)に夢中になってはや幾星霜。
リンちゃんグッズも増えましたね!

今日の公開トレーニングはアースが登場。
友人とも無事に合流し、ほのぼのした音楽が流れる中、シャチの狩りの場面がスクリーンに映し出されます。
クジラの赤ちゃんを海に沈めるシーンや、群れで氷上のアザラシを落とすシーンなどが流れると、
「音楽と映像が合ってないけど大丈夫?」
と友人がポツリ。確かにw
海の生態系の頂点に君臨する生き物であるシャチ、賢いのはともかくなぜあんなに可愛いのか。
あのツートンカラーとお肌?がツルツルピカピカなのがたまらんです。
『マツコの知らない世界』でペコッとご挨拶してるのも可愛かった!
アースの最後のご挨拶も、あざと可愛くて100点満点です。

魅力的な海の生き物たち

関西弁で凄んできそうなウツボ様。
何見とんねんコラ!

ゆったり泳ぐウミガメたち。
赤ちゃんも見られるのが嬉しい。

ニモだ!ニモがいる!
と大人気だったカクレクマノミ。
その名にふさわしく、本当に隠れてました。

なぜ多色展開しているのか未だに謎だというクラゲ。
オレンジの個体がアクセントになっていてオシャレな雰囲気。

Baccarat製だと言われても疑わないレベルで美しいクラゲ。

名古屋港ガーデンふ頭から、南極観測船ふじを臨む。
結局閉館ギリギリまで粘って、シャチのぬいぐるみ&同僚へのお土産にチンアナゴ先生とニシキアナゴ先生のマステを購入。
友人が予約してくれた鍋のお店へ移動するため、名古屋駅に戻ります。

絶品!旨辛キノコ鍋とクラフトジン

キノコがメインの鍋は私のリクエスト。
フサフサした白いキノコと、朱色の歯切れの良いキノコが特に美味しかった。
片方を辛いスープにしてもらったので、私はそればっかり。友人はキノコ出汁スープ派らしく、優雅にポン酢で食し、2人して生ビールを浴びるように飲み続ける。
普段自宅ではビールを飲まないので、めちゃくちゃ染み渡る!
その勢いで2次会に突入。
私は三重のクラフトジンにどハマリし、トマトや蛤入りの出汁巻き玉子をアテにひたすら飲んで飲んで飲みまくり。
こうして名古屋の夜は更けていくのであった…。

パリパリフワフワ、白醤油でいただく鰻の白焼き

二日酔いもなく爽やかに起きられた翌日、さっそく楽しみにしていた鰻を食べに瑞穂区までお出かけ。
桜通線乗るの久しぶりだ。免許証の更新以来(名古屋市民あるある)かな?
実は名古屋に住んでいた頃から気になっていたお店『うな豊』には、開店直後にも関わらず既に行列ができていました。
ひつまぶしや鰻丼もいいけど、せっかくなのでなかなかいただく機会のない白焼き重を注文、満席のお座敷にてしばし待機。
肝吸いとともに出てきた白焼き重は、焼き加減が絶妙なうえ、白醤油のタレがものすごく美味しい。
大量のネギとワサビがまたいい仕事をしている。
ひつまぶしは二番目の食べ方(薬味乗せ)がマイベストな私にとって、これは天上界の食べ物でした。
しかも、これがまたお値打ちなんですよ。名古屋駅周辺で食べたら6000円くらいはするだろうな…。

どうする岡崎 〜岡崎城と大河ドラマ館〜

鰻を堪能した後は、名鉄にて東岡崎へ。
名古屋最凶の駅と称される名鉄名古屋駅。何の説明もなく次から次に電車がやって来て、しかも並ぶ場所を間違えるとあらぬ方面に連れて行かれるという初見殺しの駅と言っても過言ではないw
かつて名古屋から岡崎へ2年間通勤したことのある私は迷いなく濃い青のラインに並び(ドヤァ)快速特急にて初の岡崎城を目指します。
東岡崎って快速特急停まるから便利だよね。
そこから乙川沿いにのんびり歩き、いざ家康公生誕の地へ!
初めて間近で見る岡崎城は、わりとコンパクトでした。五万石だもんね、そりゃそうか。
天守の周辺をぐるりと散策し、大河ドラマ館もせっかくだから見ていくか、と中に入ると…。

君には見覚えがあるぞ!
ドラマの中でたびたび登場していた木彫りのウサギがお出迎えしてくれました。
大河ドラマ館、物語の振り返りにも良いし(LEDウォールの大樹寺における家康覚醒の場面は、全岡崎市民テンションブチ上がること間違いなし)歴史の勉強にもうってつけ。
『どうする家康』キャスト陣のサインがあちこちにありましたが、酒井忠次役の大森南朋さんのサインには毎度律儀に「えびすくいっ!」と書かれていて好感度爆上がり。いい人だー。
北川景子さんは終始茶々として紹介されてました。華やかで野心家、気の強い茶々も素敵でしたが、個人的には凛とした芯の強さを感じさせるお市の方が好きだったので、両方で紹介されてたらさらに満足度高かったかも。
とはいえ2023年を通して観続けた大河ドラマだったため、帰りにはガッツリお土産買いましたとも。
八丁味噌を使ったかりんとうにはちゃんと「厭離穢土欣求浄土」の文字が入っており、岡崎市の並々ならぬ熱意を感じます。
あと、大好きな「手風琴のしらべ」の大河ver.が販売されていたのが地味に嬉しかった。

そんなこんなで名古屋に里帰り気分?を味わった今回の年末旅行。
新幹線の中でいただいた天むすも美味しかった。
名古屋にはまだまだたくさん会いたい人がいるし、うっかり台湾ラーメン食べそこねたので←また行きます。なるべく近いうちに!


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