トイレに帰る

最近の息子のはなし。
トイレに行く時はとことん我慢してしまい、いつもギリギリ。起きているのに「ちょっぴり出ちゃった、、、」ということもしばしばだった。そんな彼がここ数日、「おしっこ行ってきます!」キリッ
と張り切ってトイレに行ってくれる。もちろん大の時も同様に。なんなら小の時よりも気合いが入っている。よく見るとなんだか使命感のある顔つきに見えてくる。
漏らさない様に本人なりに頑張っているのだなぁと微笑ましく見守っていた。

昨日の夜のこと。いつものように張り切ってトイレへと向かう息子。最近はトイレの扉の前で待ってて!と中に入れてくれなくなっていたのだが、久しぶりにチラッと覗いてみた。
なにやら小声で自分のおしっこに話しかけている。聞き耳を立ててみると「ちゃんと帰るんだよ。より道するなよ。」と。
そしていつもの様にトイレを流し、フタを閉めてその上に登り手を洗っている。
「ちゃんとお家帰れたかな〜。」と鼻歌まで歌っていた。
も〜〜思わず笑ってしまう。最近トイレをがんばていたのは、おしっこをお家に返してあげるためだと言うのだ。その発想、わたしにはなかったな〜。としみじみ。
「保育園で教えてもらったの?」と聞いても、「違うよ。だっておしっこはいつもトイレにしか帰らないからだよ!」となんとも得意げに答える息子。
面白いなぁ。自分で考えて行動していたのだと思うと、本当にかわいいなぁとまた親バカ発動させるわたし。
当たり前だけどもう赤ちゃんではないし、自分の考えや想像力をもって彼なりに生活しているのだ。

そして今朝も彼は意気込んでトイレへ入って行きました。

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