見始めたら止まらない「宇宙パトロールルル子」を紹介したいぃ!
はじめに
「宇宙パトロールルル子」鑑賞後に勢いで文章を書きなぐっている。この作品の良さを広めたい!!!
主人公であるルル子の可愛さや世界観、設定の面白さ、
ギャグ作品と思って見始めたら心に灯をともす熱い脚本、
アニメーション・構図・演出の面白さに魅了されてしまった。
OPのアニメーションと曲の中毒性により毎回飛ばさずに見(聴い)てしまっている。
そこで、物語の核心のネタバレはせず、私の思う面白い点を列挙する。
↑超絶かわいい……
宇宙パトロールルル子とは
TRIGGER制作による日本のオリジナルテレビアニメ作品。
キルラキルや天元突破グレンラガン、プロメアを手掛けた
今石洋之氏が監督を手掛け、
SSSS.GRIDMANで知られる雨宮哲氏が副監督で参加している。
鑑賞して思った面白ポイント
異常にテンポの良い展開
他作品の高度なオマージュ
TRIGGER臭のするアニメーションの動き
上記、3つを以下に詳しく述べていこう。
異常にテンポの良い展開
この「宇宙パトロールルル子」は、一話10分、計13話構成の短編作品である。
その短い尺であるが故、物語が目まぐるしく展開し、場面カットも多く、見ていて飽きという感情を持たせる暇のないノンストップアニメとなっている。
作品のスケールも良い意味で、定まっていないことを利用してだんだんと大きく拡張していき、同じTRIGGER作品の天元突破グレンラガンのようなとてつもない広さや魂が燃える熱い展開に変容する。
他作品の高度なオマージュ
鑑賞中驚いたことなのだが、同じTRIGGER作品である「リトルウィッチアカデミア」や「キルラキル」をがっつり元ネタがわかるくらい内容に組み込んでいる。
特に、「リトルウィッチアカデミア」は、実際に使っていた美術をアニメで使用しており、更にその世界のキャラであるスーシィ・マンババランを登場させるというオマージュを超えた作品同士のコラボとなっている。
他にも、「元ネタあれでは?」と思わせるカット割りや見せ方をしており、(天元突破グレンラガンやエヴァンゲリオンなど)
それら元ネタを知っていて、他作品を使うことを好む自分としては面白く見させていただいた。
(赤化した大地、カヲル君を模したであろう構図、TRIGGER流のTHE仁王立ち)
TRIGGER臭のするアニメーションの動き
今作もTRIGGER流の大胆でドラスティックな動き、スタイリッシュでパワフルな演出が光りまくっている。
特に、動きの緩急が連続して訪れるためアニメーションの止めの静止画が見ていて気持ちいい。
「宇宙パトロールルル子」を日本のリミテッドアニメの最高峰だと聞いたことがあるが確かに納得である。
物語終盤は、熱い展開が繰り広げられ、それにともなってTHE仁王立ちや緩急あるアクションシーンというTRIGGERのお家芸を余すことなく楽しめる。
終わりに
この「宇宙パトロールルル子」は、TRIGGER設立5周年の節目の作品であり、多くのTRIGGER作品やその作風を詰め込んだ集大成となっている。
もし、見ていない方は一話10分と短いため、ぜひとも鑑賞してくれ!!
そして、一緒に、この作品の面白さを共有しよう。