尋常じゃなく夢を見ている話

こんにちは、メレンゲです。
皆さんは夢を見ますか?私はめちゃくちゃ見ます。というか覚えてます、なんならいわゆる明晰夢的なものが見れます。
ただ、最初に一つ言うと個人的には明晰夢なんていいもんじゃないです。見る方法とかもネットにありますが、心底おすすめしません。

ここから先は、学者でもなんでもないただの眠りの浅い一般人の見解と記録なのであてにはせずにご覧ください。


私は子供の頃から眠りが浅い方でしたが、小学校の学級崩壊を期に悪夢が多くなり、夢の中で「これは夢だ」と分かるようになりました。なんなら意図的に目覚めることができました。当時はこれがなんなのか分かっておらずスルーしていたのですが、これがきっかけで明晰夢を見ることができるようになります。
もちろん、毎回見れるわけではないですし、多分私は一般的な明晰夢を見れるいうよりは「夢が夢だと分かるし自力で起きられる」という説明が近いので本当にあまりあてにしないでください(笑)

ちなみに私が今までに見た印象的な夢は
・吉野ヶ里遺跡で給食当番をする夢
・ドライヤーを武器にゾンビパニックを切り抜ける夢
・先輩の家のTVの言語設定をミスって関西弁から戻らなくなる夢
・推しの手で壁とベッドの間に押し込まれる夢
・ビートたけしさんにプレゼンをめちゃくちゃ邪魔される夢
などなど。
言語化するとそんなに面白くないですね。
この辺はいわゆる「面白かった夢」に分類されます、10年以上前の夢もあるのに覚えていられるのはそのお陰でしょう。

ちなみに、私が明晰夢をおすすめしない理由は「とにかく疲れるから」です。

もう一度言います、明晰夢なんて見ようとするもんじゃないです。上記のように「面白かった」よりの夢ですら夢だと分かりながら見るとそれなりに疲れます。

もしかしたら、本当に幸せな夢だけを見ることができて、さらにそれを幸せな方向に持っていける夜が毎晩続くならそれは悪いことじゃないかもしれません。
ただ、そういう夢を見る人は基本的に明晰夢を見ないと思います。
夢が夢だと分かれば、その分夢は現実に近づくからです。そして、元々明晰夢を見る素質がある人、それは「心配性、怖がりな人」だと私は感じています。ホラー的な怖さというよりは「こうなったらどうしよう」と思ってしまいがちな人です。そしてそういう人が明晰夢を見ると、ご想像通りろくな目に遭いません。
もちろんこれは私だけの意見なので、すごく素敵な明晰夢を見れる方や、上記の気質に全く当てはまらない方もたくさんいらっしゃると思います。実際ネットには「明晰夢を見ることができるようになってからいい夢が増えた」とおっしゃる方もいましたし、明晰夢を利用して悪夢を克服した、という記事もありました。

それに対して私は、基本的にろくな夢を見なくなりました。まあ、特に訓練とかをしていないからだと思いますが…(笑)
悪い夢として印象的だったのは
・銃で頭を撃ち抜かれて、死ぬまで苦しむ間に走馬灯を見て後悔する夢
・小さな子供の命を奪ってしまう夢
・逃げても逃げても追われる夢(これがめちゃくちゃ多い)
・何回夢から覚めてもまだ夢の中にいる夢

こんな感じの夢の方が圧倒的に多いです。まあ、リアリティに欠けるので理想的な明晰夢とは少し違うと思うのですが、「夢だ」と分かりながらずっと恐怖しています。怖い夢を見続けるのも夜中に目覚めるのも、どちらも選べないまま朝を迎えることが大半です。まあ、睡眠リズムを考えると本当は夢を見ていない時間もあると思うのですが。

あと、これは完全に人によると思いますが私の場合は夢占いを楽しめなくなりました。
夢占いを知った後だと、その記憶が先行して夢がそっちに舵を切るからです。
例えば一説によると「自分が運転してる車が暴走する夢」は「仕事でトラブルが起きる暗示」とされるらしいのですが、そのお陰か運転している夢を見ると、夢を見ながら「今自分は仕事が不安なんだな」と思いますしブレーキが急にきかなくなります。こうなってしまうともう暗示もなにもないですよね。いや、まあそもそも占いをどこまであてにするかと言われたらそれもまた人によるんですが…
私は夢占いを調べるのが好きだったのでちょっと残念です。

とりあえず、夢をよく見る私からするとやっぱり明晰夢は見ない方がいいし、夢日記をつけるとか途中で起きてから眠るとか、そういう努力もしない方がいいと思います。恐らく見ようとされている方はそんなことは調べられていて承知の上だと思いますが。

ちなみに、私が一番地獄だった夢は「夢だと気づいているのに夢の中で2年間を過ごし、しかも途中で起きることができない」夢でした。やっと目覚めたらやっぱり一晩しかたっていなくて、眠ったとは思えないほど疲れていました。
夢は夢として、何も分からずに楽しむのが一番幸せだな、と個人的には思います。
以上、眠りの浅い女オタクでした。

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