珈琲に凝ってた頃

俺は中2から高3まで、珈琲にハマってたな。
豆をミルで引いて、ドリップ方式かサイフォンで珈琲にして飲んでいた。
ミルはまだ当時は、手動で回すタイプしか無かった。
今様の電動のミルは、家庭用には存在してなかった。
当時は豆を引いたものをコンビニやスーパーでは、まだ売っていなかった。
珈琲専門店に行き、ガラスケースの中の豆とグラム数を指定して、お店の業務用の電動ミルで引いてもらって、それを買っていた。
例えば、キリマンジャロ100グラムと言う具合だ。
俺は2種類とか買っていたから、100グラムが適量だった。

それを個人的にブレンドしたりしていた。
黄金比とか本に書いてあるのを真似て、ブレンドしてみたりしていた。
ある日7種類くらいの豆をブレンドしたら、不味くてダメだったw
それぞれに特徴あるから、混ぜたら良いってもんじゃないのだ。

ただ、俺はまだ砂糖やミルクを入れていたから、甘かったな。珈琲が甘いではなく、俺の姿勢が甘いという事。

ドリップはカリタ式ではなく、メリタ式を用いていた。

珈琲豆は何軒かの珈琲専門店で買っていた。
他には喫茶店で、自分のところで焙煎からしていて、豆の販売もしてる店で買っていた。
女の子と買い物してる時、珈琲豆買うからって言って、銘柄指定して挽いてもらうのは、結果カッコ良かった。

実家暮らししてたから出来てた嗜好である。

大学に入った頃もまだ俺は珈琲に砂糖とミルクを入れていた。
大学2年生の時に後輩の1年生の女の子と付き合い始めた。で、俺の部屋で珈琲を淹れた時だった。
俺は砂糖とミルク入れたが、彼女はブラック珈琲だった。
で、笑われた。
「え?珈琲に砂糖とか入れるの?子供みたい」
この日から俺は珈琲はブラックで飲むようにした。
最初は苦かったが、そのうちに慣れたし、砂糖入れると甘すぎて飲めなくなった。

社会人になって、客先で珈琲出されて、砂糖とミルク入ってる場合は、仕事だから飲んでいた。甘いけど契約のためだから、耐えたなぁ。
珈琲とか出してくれる客先は、良好な客先であるからね。

今はブラックは胃に悪いとかも言うから、砂糖入れないが、ミルクは入れている。
佐藤 綺星ちゃんなら砂糖でも佐藤でも良いがw

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