自己紹介✨
はじめまして!リリです。
ここでは日記兼体験談を綴っていきたいと思います。
私は某特別養護老人ホームで生活相談員をしています。
「生活相談員」って何??
ってみなさんは思うのではないでしょうか。
実際わたしも、資格をとるまではこの仕事があるって認識していませんでした。
生活相談員とは、施設の利用者や家族を対象に、
相談・連絡・連携・調整などを担う仕事です。
・・・と、文章にしてみましたが、それって実際に
どういうお仕事なの??っと思いますよね(笑)
生活相談員が活躍している施設は以下の通りです。
・介護付き有料老人ホーム
・ショートステイ
・通所介護(デイ)
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設(支援相談員として)
どこの施設でも、上記で話した通り相談・連携・連絡・調整を行います。基本的な業務は同じだと思います。ただ、その調整は多岐に渡ります。
◇私が調整を行っている機関
社会福祉協議会
地域包括支援センター
役場
居宅介護支援事業所
病院
地域の会長さん
民生委員
消防署
警察署
いち、生活相談員が病院の先生から直接連絡がかかってくる・・・
町長から問い合わせが・・・。教育委員会の会長から・・・。
町の有力者から相談員あてに連絡が入ることはザラです。
この仕事についてから、そんなすごい人たちばかりから連絡が相次ぎ、最初の頃は恐縮しかしていなかったのですが今は少し慣れました(笑)
私の職場では長期入所と併設短期入所があり、どちらの事業も兼業しての相談員をしています。
主な仕事として
・入所申し込みの受付対応
・入退所の調整
・待機者の入所判定会
・介護請求事務
・利用者の調査や家族への聞き取り
・サービス担当者会議への出席
・ショートステイ利用の日程調整
が挙げられます。その他に防災業務、全体行事の立案などが私の業務となっています。
相談員業務として何が一番大変か
ズバリ!各部署との調整です。
特に、年々介護職員が少なくなる中で、受け入れる利用者の数は変わらないことにより「こんなに人少ないのに受け入れれるわけないでしょ」という介護側とどうして前年度や前月と比べて業績が低くなっているんだ!!と詰め寄る経営陣の間に挟まることです。また、どうしても相談員は利用者側の意見に立ちがち。利用者や家族からの要望に対して、施設・現場側の意見と対立せずに上手くコミュニケーションをとれることが一番ですが、わたしはそこが上手くなくいつも意見を言い合ってのまとめとなります。これに毎度付き合っていくのは根気がいります。
次に大変なのはマルチタスク。
幅広い業務範囲を一人で行わなければいけないという大変さ。超勤を申請すれば毎度渋られて「どうして超勤しなければいけないのか、今日までの間にもう少し時間を考えて行動できないのか」と注意を受ける私。この注意されている時間30分以上を他の業務に回したいです・・・と心の中では思いながら「仕事が遅くてすみません」と謝る私。ほとんどの相談員は、これが嫌でサービス残業する人も多いです(うちのグループ法人基準)
家族対応。よくいるクレーマーの対応も大変ですね。
そしてなにより、わたしはこんなにがんばっているのにお給料が少ないこと。
生活相談員の平均基本給は月21~22万円らしいです。そんなにもらえないですよ??私の基本給は15万円です。安い・・・安すぎる!!
ここまで福祉にのめりこんでいなかったら早々と福祉業界から引退していたはずです。
ここまで大変な生活相談員。お給料まで少ないなか、私がやりがいと感じていることは利用者、家族のみならず地域の皆様のお困りごと・不安について相談にのり、適切な機関に繋げること。上手く繋げられたときは、当事者から「あのときは、ありがとうございました」とお礼が綴られた手紙が送られてきたり、直接言葉で伝えられたりと。また、解決には至らないが傾聴し、すっきりした表情をする地域の方々をみると「対応してよかったな」と感じます。
とはいえ、ストレスがたまる仕事なのはあきらか。最近わたしの頭部も薄くなってきたなと感じているところです(汗)
私が仕事をするうえで一番大切にしていることは自分をコントロールすること。誰だって、がむしゃらにがんばって、燃え尽き症候群になってしまうことはあるでしょう。わたしも精神的に弱い方なので、嫌なことがあったらため込まない。こまめに自分を甘やかしてストレス発散を行うことを第一にしています。
その中で大丈夫そうなエピソード、書きたいことはたくさんあるので今後も投稿していこうと思っています。
ここまで見ていただいてありがとうございます!
次回もまた覗きにきてください(o^―^o)
+リリ+。でした~
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