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暑すぎて蚊がいない 昭和の夏の思い出

蚊がいない。それはそれで快適。

ちょっと外に出たら汗が吹き出す。日影で風が吹くと汗が体温をちょっとだけ持っていってくれるからほんの少し涼しい。

いつもならこんな日影だったら刺されるのにね。どこの溝の水たまりも干からびてるんだろう。きっとボウフラも干からびて蚊にもなれない。


私が小学生だった昭和の頃はこんなに暑くなかった。30度超えたらニュースになるくらい。夏休みの昼間は、50円の公営プールに自転車で行くか、近くの広い公園にセミ取りに行って20ヶ所も蚊に食われるか、海に連れてってもらうか。

家にも田舎の祖父母の家にもクーラーはなくて、夜中も窓は開けっぴろげで網戸だけで、どっか隙間はあるから蚊取り線香は必ずたいてた。扇風機の前で『わーれーわーれーは宇宙人だー』って言って妹と笑い転げた。


蚊がいないくらいの酷い暑さだけど、年中じゃないし梅雨はそれなりに雨が降ったし、氷河期が来るよりは絶対いいよね〜と思う。あずきバーも早く柔らかくなるねって言いながら食べる昼下がり。あずきバー、脂質0.2gですよ! こんな低脂質でアイス食べたい欲を満たしてくれるなんてありがたいこと。

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