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ちょっくらシルクロード横断してきます〜中東・アジア旅行記ep 84〜

第九章 再びアレッポ編 
三十路センチメンタルジャーニー
ep84 中東の社交場チャイハーネでのんびり

 アラブのおじ様たちが集うカフェ、チャイハーネに出かける。まずはチャイハーネを探しに行く。と言っても街のそこかしこにチャイハーネは存在しているので適当な店を見つけテーブルに着く。

 まずはアルギーレ(シーシャ、水タバコ)を注文。この際に水タバコの葉のフレーバーを確認する。現地のおじ様たちに一番人気なのはアップルフレーバーで確かに店内のあちこちからアップルの芳醇な香りが漂ってくる。店員のお兄さんにアップル以外に人気なのは何があるの?と聞くと「ミントフレーバー」と返ってきた。アップルにミントとどちらもいいな〜と悩んでいると、「ミックス出来るよ」とお兄さんから提案があり即決。「じゃあアップルミントで!」とお願いした。すると現地のおじ様たちから、「おいおいそんなこと出来んの?!」と店員にあちこちから質問が飛び、あっという間にそこにいた全員がアップルミントフレーバーを注文した。

 そして次にチャイをお願いする。そしてチャイとほぼ同時にアップルミントフレーバーのアルギーレは運ばれてきた。あー最高のアラブタイムがスタートした。のんびりアルギーレをふかしながら、店内をボーッと見ていると、新聞を読むお父さんに、知り合いなのか友達なのかはわからないが親しくお話ししているお父さんたちグループ、そしてバックギャモンに興じるお父さんたちと、みんなそれぞれの時間をのんびりと過ごしている。まるで日本の地元密着型の昔からの喫茶店のようだ。国は違えどやはりこうした文化や生活は変わらないなとぼんやりとその風景を楽しんだ。

 しばらくしてバックギャモンに興じていたおじ様がこちらを見て手招きをしている。どうやら対戦相手が帰ってしまったらしく、ゲームの相手をして欲しいようだ。言葉が通じなくてもゲームのルールは理解している。さあ、日本を背負って戦おう!と意気込んで始めたバックギャモンだが、流石に、毎日のようにゲームをしているおじ様には全く歯が立たず、最終的には「うーん、お前弱過ぎてつまらん」的な事を言われ、周りのおじ様たちに笑われて終わる。そしてそんなアラブな一日ものんびりと終った。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)

 

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