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バイクでGOGO西日本⑧

秋吉カルスト最高\(^o^)/

 435号線に入り海沿いから山中の道へ。先程の暑さとは違い、どんどん涼しくなっていく。気持ちいい。道も空いているし、道幅も広い、そして何度も言うようだが海沿いに比べ本当に涼しい。暑さでやられ始めていた僕の体は少し回復し始め、その心地よさに顔が緩んできている。

 そんな気持ちよさを味わいながら走っているうちに、秋芳洞の案内が見えてきた。ここは確かマツコ・デラックスの番組でも紹介されていた場所で、ものすごいキレイなところだった記憶がある。そして目的の秋吉カルストもそのすぐ先にあるのだから、とりあえず向かってみる。

 秋芳洞近くのバイク駐輪場を見つけ、炎天下の中700Mほど歩くと、エントランスについた。ここまでですでに汗びっしょりになるほど暑い。しかし、マツコ・デラックスの力なのか、まあ観光客が多い。しかもここもまた若い子が多い。

 そんな中、汗びっしょりの中年おっさんが一人で歩いているわけだから、周りの目が気になる。おそらく周りの人はなんとも思ってないのかもしれないが、自分が勝手にネガティブな感情をいだき始めているのが悲しい。

 ネガティブな感情を抑えつつ、洞窟見学なんて何十年ぶりだろうなんて考えながら、入り口の人に見学どれぐらい時間かかりますか?と尋ねてみると、なんと往復1時間ちょいということで、ここまできて悩み始めた。この後、メインである秋吉カルトを走りたい。

 そしてその後さらに新山口まで向かうとなると明るいうちに宿に着けないんじゃないかと頭で計算が始まった。そんなこんな悩んでいる中、妻からメールが届く。「いいな、秋芳洞めちゃくちゃすごいらしいね」。よし、決めた。今度妻と一緒に来よう!ということでエントランスから再び激暑のなか、バイクまで戻る。そして秋吉カルストへ向かった。

 秋芳洞から秋吉カルストまでそんなに距離はないのだが、その道中が今回で一番ライダーとすれ違った。やはりみんな求めるものは一緒かwwと思いながらカルストへ。

 山道からカルストのど真ん中を走るルートに差し掛かり、次第に視界がひらけてくると・・・・・ひゃーーーーーーこりゃーーーーすげーーーーー\(^o^)/。

 とにかく視界の開けた高原とそこかしこから岩が突き出ているのだが、この光景はこれまでの暑さや疲れが一気に吹き飛んだ。これは本当に気持ちいい。残念なボキャしかなくて申し訳ないのだが、ここは是非いってもらいたい。雲ひとつなく晴れていたのも功を奏し、本当に美しいルートだった。おまけに高原ということもあり涼しい。

 このカルストの中をゆっくりと走る。追い越し車線のない対面道路だが、みんな景色を楽しんでいるので、誰も飛ばさない。若かれし頃、初めて九州の阿蘇山をツーリングしたことを思い出す。あのときもめちゃくちゃ感動したが、今回もそれに負けじ劣らず素晴らしい景色と出会った。ツーリングマップルよ、本当にありがとう。これは是非また来たい。まあ、バイクで来るには半端なく遠いのだが・・・。

 カルストを抜け、少し戻るような感じで再び新山口駅を目指す。少しずつ標高が下がっていき、それと比例するように暑さが戻ってきた。山道が終わり、街への幹線道路へ戻ってくると、そこから再びプチ地獄が始まった。とにかく暑い。一刻も早く宿に入りシャワーを浴び、凍えるくらいのクーラーの下に入りたい。その時はもうそれしか頭の中になかった。

読んでくれた人へ
 今後、定期的にシルクロード横断日記や行きたいけど行けないという悶々とした気持ちで書いた、脳内妄想旅行の計画などをアップする予定です。お暇なときにでも、そちらも読んでやってください。ありがとうございました。スキをしてくれると僕のテンションが上がります。ファローしてくれたらうれション状態です。よろしくお願いします。人生の無駄遣い万歳^_^
HPやってます。いろいろな旅行関連記事を書いているのでよかったら寄ってみてください(^^)


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