中国留学開始直後のあれこれ
こんにちは！まめだいふくです。
私は現在、中国は福建省の厦門で交換留学中です。
今回はドタバタすぎた留学開始直後、2023年9月を振り返ってみたいと思います！
渡航
留学先大学から送られてきた录取通知书(入学許可書)に、「9月4日(月)に大学に来て登録」と書いてあったため、前日の3日に厦門へ渡航しました。
(授業開始は11日(月)です)
当時は、関空ー厦門しか便がなかったため、関空に移動してからいざ中国へ！
スカイチームに加盟しているので、中国では有名なフルキャリアなんだと思いますたぶん。
当時は福島第一原発の処理水問題で中国の反日感情が高まっていた時期だったので、正直留学に行くのが怖くて仕方なかったです。
飛行機も日本人はあまりおらず、ほぼ中国人でした。
入国時はパスポートに加えて、录取通知书(入学許可書)の提出も求められました。JW202とか色々書類があったので、ごっそり渡しました笑
この時実感したのが、自分の中国語力の無さです。この時点でHSK5級は合格済み、加えて4ヶ月の台湾語学留学を終えていたので、まあなんとか行けるだろうという自信はありました。
でも入管の人の言っていることを聞き取るので精一杯、しかも一発じゃ聞き取れなかった、、、いや～だいぶ心が折れそうになりました。
留学生だからか入国手続きに時間がかかり、もしかして何か間違っているんじゃないかとか不安になりましたが、何とか入国。
空港からタクシーに乗り、宿泊先のホテルまで向かいました。
ここでもタクシーの運転手さんが何言ってるのかあんまり分からない事件。
方言が強めで、単語でしか聞き取れませんでした、、、。着いたからいいけど、、、
同じ大学の違う学区に留学する友達と一緒だったので、それだけが本当に救いでした。一人だったら泣いてたかも笑
报到
翌日は、一緒に来た友達と別れ、いよいよ一人で大学へ向かいます。
この日は台風が厦門を直撃していて、スーツケース2個という大荷物の私にとっては大惨事でした。傘させない笑笑
ということで、当日の写真が全然ありません。
この写真には写っていないのですが、ようこそ厦門大学へ～みたいな横断幕が色んなところにかかっていました。写真撮ればよかった(そんな余裕はなかった)
报到と言われても、どこで何をしたらいいのか事前情報が少なかったので、その辺にいるボランティアの学生に聞きまくりました。交換留学生です、新闻传播です、って50回は言った気がする。
学校内に学部ごとに設けてあるテントで本人確認を行い、保険書類や入学許可書などを確認します。学生カードをもらい、次は寮の手続きへ。
寮の手続きは事前に伝えられていた手順の通りでした。半年分の寮費＋押金を現金一括支払いだったので、かなりの額が一気にさようなら、、、
寮の部屋まで案内してもらい、荷物を置いて一休み。
ご覧の通り、マットレスしかなかったので、寝具やその他すぐに必要な日用品を買いに行きます。幸い寮からすぐ近くにスーパーがあり、そこでなんでも売っていたので助かりました。
それから、宿泊登記に向かいます。学校内の派出所に、JW202(確か)を提出しに行きます。これはすぐ終わった。
まだ中国の銀行を開設していなかったので、現金で支払えそうなコンビニでご飯を買って、なんとか一日が終了しました。疲労困憊。
SIMカード契約
さて翌5日、中国での人権獲得への戦い(？)が始まります。
日本で中国のSIMカード30日版を買っていましたが、早めに現地で契約した方が良いことに気付き、すぐ契約。学校内にある联通で契約しました。
プランは正直よく分かりませんが、166放心用套餐みたいなやつです。
よく分かんないけど、めっちゃデータ量ある。
寮にはWi－Fiがないという話だったので(え？)、联通のWi－Fiのパスワードなども教えてもらい、手続き完了。人権獲得へ、良いスタートを切りました。
この日は初めて食堂でご飯を食べてみようと思ったのですが、なんと厦大の学食、校园卡と云闪付しか使えない！！！！
ということに料理をとってから気付き、近くにいた方に払ってもらいました。お金は日本のクレカを紐づけたWechatで送金できました。
厦門大学の学食では、学生は白米が無料です！
銀行口座開設
次の日は、最大の難関！銀行口座開設です。
パスポートや入学書類をもって、学校内の中国工商銀行へ。
私がいる思明キャンパスは留学生がそこまで多くないからか、整理券なども特にありませんでした。お昼前に行ったけど全然手続きできた。
一週間ほどで口座が有効になる、とのことだったのですが、実際は3営業日でいけました！！！！！！これにて人権獲得です！！！！！！
ちなみに口座ができるまでの支払いですが、微信・支付宝(日本のクレカを紐づけ)＋現金でした。
海外クレカ紐づけだと、收款码の送金のみ可(受け取りは未経験ですができるはず)、またタイミングによっては日本のクレカ会社のセキュリティーに引っ掛かって支払いができないこともありました。
なので、銀行口座ができるまでは現金も持ち歩くのがおすすめです。
外国人体格検査
私の場合かなり例外なのですが、実は体格検査の期限(半年)が、入国の1か月ほど前に切れてしまっていました。大学側へのアプリケーション時(3月)に提出はしているのですが、居留許可書のために有効な原本が必要なので、もう一度受け直しました。
有効期限内の人は、日本から持ってきた書類一式を持参して、厦门国际旅行卫生保险中心に行き、日を置いてから健康証明書をもらいます。
これらの書類が揃って初めて、外国人居留許可証を申請できます。
外国人居留許可証の申請
私はX1ビザで入国したので、入国から30日以内に居留許可を申請しなければいけません。
申請に必要な書類は以下の通りです👇
・住宿登记表(派出所で宿泊登記をした際に控えでもらえる書類です)
・健康证明(外国人体格検査の確認後にもらえる書類です)
・入学通知书复印件
・护照
・2寸照片
・JW表黄联(黄色いJW202の紙です)
・学校公函(学校で発行の手続きをしてもらう書類です)
まあとりあえず全部の大事そうな書類を持って行けば大丈夫でした！
厦门市公安局出入境大楼というところに手続きに行きます。
居留許可証用の写真などを撮り、書類の確認を行います。かなり並んだのと、閉館時間が早いので注意です！
係の方からは居留許可証の発行まで1ヶ月くらいかかると言われていたのですが、実際は1週間で受け取ることができました！これで出入国ができるようになり、中国での人権獲得の戦いはひとまず終了しました。
こんな感じで、授業が始まるまでの一週間は本当にドタバタで毎日必死に生きていました。私は日本人の知り合いもいなかったので、ほとんど自力での手続きでした。
でもこの期間のおかげで、中国でなんとか生きていくんだという決意みたいなものが生まれた気がします。もちろん、頼れる人がいれば是非頼ってください、何か手違いがあってからでは遅いので、、、。
長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございました！
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