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デジタル初心者が単純作業から解放されて分析・判断業務の時間を手に入れるまでの格闘録

こんにちは。私はデジタルツールには全く疎い小売業従事者です。
今回は様々なデジタルツールを学習しながら組織内の業務改善を図るべく格闘した3か月の記録です。

取組の概要

本取組の目的はデジタルツールの基礎を学んだ後、組織の課題解決に向けて
ツールを活かした改善活動に取り組める人材となることです。
プロトタイプの作成⇒グループ内で試用⇒フィードバック⇒改善のサイクルでブラッシュアップしていきます。

学習の開始

先ずは第1パートとして4回の学習で、様々なツールを学びながら自部署の課題解決に何が使えそうか、どんなことが出来そうかを考えます。
LINE Bot・Teachable Machine・Power Automate・ChatGPTなどを学び武器を
手にします。

実際に取り組んだ様子の一部を下記にまとめます。

①Makeを使ってLINE Botの応答させるプロトタイプの作成


②Teachable MachineとNode-REDを使用した画像判定


③PowerAutomate Desktopを使用したメール配信


④ChatGPTにマクロコードを書いてもらう

正直ついていくのが精一杯で、すでにグロッキー状態です。
何というところへ飛び込んでしまったのかと、自分を責めつつもやるしかありません。
何とか第1パートを終えて、第2パートを迎えます。


実際の業務改善への取り組みスタート

第2パートはこれまで学んだことを使い、業務改善活動に着手します。
プロトタイプ(試作品)を作成、部署内で使ってもらい意見集約(フィードバック)し、ブラッシュアップ。これを1サイクルとして繰り返します。

プロトタイプの作成

実際に私が作成したフローが下図になります。
社内用に作成された倉庫在庫の販売状況や在庫状況のデータファイルを
取引先毎へ分割し、メールで一斉送信するものです。

自動化のフロー


PADのフロー

作成までの長い道のり&アクシデント

第1パートですでにグロッキーな私にとってプロトタイプの作成はかなりのハードルでした。
更に追い打ちをかけるようにぎっくり腰!!
半ば諦めていたところ、チューターとして見て頂いている先輩卒業生より
「こんなペースじゃ終わらんよ!」
「自分で分からないなら1分・1秒でも早く人に聞け!」
「考える全て手段を駆使して広く聞くこと!」
(という実際に言葉で言われたわけではありませんが)
と強く尻を叩かれて、色々聞いて回ると同じグループ内の方がとても暖かくアドバイスを頂き、何とか一応の完成を迎えました(涙)

プレゼン練習を経て発表へ

作成したプロトタイプを改善内容についてはプレゼンテーションをします。
その練習として夜な夜なオンラインでリハーサル。
発表前日のリハーサルが終了したときは日付を超えてすでに当日。
(担任先生、チューターの先輩ありがとうございます!!)
直前までバタバタとしましたが、自分なりにはやれることはやった気分でしたので、発表は思ったよりも緊張せずに出来ました。

そんな3か月の格闘を終え、今この記事を書いています。
デジタルのことを書くはずが、根性論のような着地となりましたが、中年となった私にとっては刺激的かつ新しい扉を開いたような気持ちとなりました。




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