【超要約】マルシェの作り方、使い方②
前回の続きから
マルシェの使い方
売れる店には法則がある
売れる店のシンプルな4つの法則
①「売場」という前提を理解
↪︎ 売ると言う行為に責任を持ってる
売れない店は、商品を理解していないスタッフがいたり、すぐに売り場を離れたりする
②「何屋」かすぐわかる
↪︎ 店構えで何の店か、何を売ってるかすぐわかる
③目玉商品/売れ筋を用意
↪︎ 売れている店には必ず目玉商品がある
④マーケティングを理解してる
↪︎マーケティングは、商品を売るための地図である
顧客の求めるものが、どこにあるかが明確にわかる
売れない店には理由がある
売れない店の3つの理由
①お客を見ていない
↪︎商品の説明よりもコミュニケーションが大事
②商品が正しくない
↪︎美味しいから売れるなどではなく、マルシェにその商品価値が合っているか
③周りが見えていない
↪︎他の出店者や運営者などに敬意を払わず、自分勝手なふるまいをしている
東京だから売れるは大間違い
「東京なら売れる」が勘違いな理由
①東京というマーケットは正しくない
↪︎どんな人に買ってほしいかをイメージする
東京の人々もみなお金持ちではない
②根本的な商品の価値は変わらない
↪︎地元で売れない商品は東京でも売れない
出店準備で重要な、価格設定
安売りをしてはいけない3つの理由
①自社、商品の価値を下げる
②適正価格へ戻せなくなる
③マルシェ全体の価値が下がり、良い客が来なくなる
価格設定では、原価をしっかりと計算した上で、販売するマーケットに対して、商品の『価値』を考えて設定する
他の出店者との競合調査、客層を調べた上で商品価値があるとわかれば高めに設定してもよい
最後に、この要約を120%活用するために
マルシェには、普段の売り方とは違う価格で販売したり、お客さまといつもとは違うコミュニケーションの取り方をする必要がある
そして、「何を提供するか」という意味では
「商品」にばかり目を向けるのではなく
『価値』を『誰に』提供するのかを1番に考えなくてはいけない
『価値』の提案は無限にあり、それどうすればより多くの人に届けることができるのか?
また、その『価値』は出店するマルシェに本当に合っているのか?
砂漠でいくら喉が渇いていても、「温かいドリンク」は求められていない
「冷たいドリンク」だからこそ、たくさんの人が求めてくる
そうすると、ドリンクの価格は2倍、3倍でも買いたいと思う人がたくさんいる
また、マルシェは1人ではできない
【主催者】【運営者】【出店者】【顧客】【近隣エリア(自治体など)】
この5つの存在があるから、マルシェというものが成り立つ
これらすべてが満足できる『五方良し』のビジネスである
出店者は
マルシェでの売上UPを目指すのか、認知を広めるのか、しっかりと『目的』を持って
求められる『価値』にあった商品を準備する
主催者・運営者は
それらをたくさんの顧客が『知る』場があり
快適な『環境』を出店者や顧客に提供する
これらを意識して、やっとマルシェは
成功への一歩を踏み出すことができるのである
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