Linuxでエイリアスを設定して楽をする

始めに

 私自身が何度も何度も忘れてそのたびに「エイリアス」という言葉を思い出すところからスタートするのでいい加減メモをしようということで文字に起こしました。ついでに記事にしてしまえという魂胆です。
 今回は、ログインしているユーザでマシン再起動後も使えるエイリアスを設定することを目標とし、ターミナル画面をクリアする「clear」コマンドを、windowsのように「cls」でできるようにしてみます。

エイリアスとはなんぞや

エイリアスとは英語で「alias」と書き、日本語訳すると「別名」という意味になります。
〔……〕
コマンドのエイリアスでは、「オプションも含めて別名をつけることができる」という点が便利な点です。たとえば、「ls -al」をよく実行する場合に備えて、これにエイリアスをつけることができます。

出典:エイリアス - Linux技術者認定 LinuC | LPI-Japan

つまりコマンドの別名であり、自身が使いやすいようにオプションを含めた一つのコマンドとして登録することができるものになります。

エイリアスを設定する

手順としては以下の通りを編集する

  1.  ".bashrc"を編集する

  2. 設定を反映させる

  3. 設定できたことを確認する

".bashrc"を編集する

作業ディレクトリ:/home/<ユーザディレクトリ>
作業ファイル:.bashrc
適当なテキストエディタで.bashrcを開く。今回はvim。

vim .bashrc

開けたら、ファイルに以下を追記

alias cls="clear"

追記が終われば保存。
これにて編集は終了。

設定を反映させる

以下のコマンドを実行する。

source ~/.bashrc
source ~/.bash_profile

設定を確認する

実際にコマンドを実行してみてもよいが、以下のコマンドでも確認することができる

alias

お疲れ様でした


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