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積読消化ログ#1【[改訂新版]3分間ネットワーク基礎講座】

始めに

 タイトル通りです。いい加減買うだけ買って手を付けていない、読み切っていない参考書が多くなりすぎたので消化のため&自分で後から振り返るために書き残しておこうと思います。あとは単純にすごく今の自分からしてわかりやすく、参考書をきちんと読むモチベーションが高いうちにアウトプットしておこうという魂胆です。
 振り返るのも、読んでから時間があまりたっていないときに振り返りというのと、この本どんな内容で何が分かるんだっけ?となった時用の二つを兼ねられたらなと考えております。
 
 そして今回のような参考書は特にそうですが積んでいた本ということもあってある程度(今回であればネットワーク)の知識は持った状態で読んで、感想を持っています。なので完全にこれから入門する人間が読んだ感想で無い事、ご了承くださいませ。

概要

 ネットワークを解説した
3 Minutes Networking(https://www5e.biglobe.ne.jp/aji/3min/)
を書籍化したもので、著者は網野 衛二先生。
名前の通り一つの回がおよそ三分で読めるように構成されている。
進行は博士とそのゼミの生徒の会話で構成される。

感想

 本当にネットワークの基礎の基礎から書かれている本だった。説明も簡潔でわかりやすくまとまっており、気軽に読み進めることができた。
 最初のほうのネットワークとはそもそも何か、という部分やスイッチ・ハブ・ルータなどの機器の話の部分は既知の内容だったので、正直つまらなく感じたものの、CCNAの学習の過程で駆け抜けてしまったOSPFやRIPももちろん解説されており、そこまで読んだ自分の「お、この本なら理解できそう…」という潜入感も相まってか随分すんなりと理解することができた。もう少し詳しく残すのであれば、「これってこの分野(機能)の技術だよね」程度の理解だったものがTCP/IP(もしくはOSI参照モデル)の何層で機能して、こういう働きをしている。類似した機能にこのようなものがある。という程度に整理してくれた。
 なおTCP/IPの4層、アプリケーション層にあたる範囲は役割や機能するプロトコルについて触れられてはいるものの、他3つの階層に比べるとだいぶ希薄な内容となっていた。

(おそらく昨年の約一年間この内容を授業内で解説してくれたのにきちんと覚えてなくて本当にごめんなさいS先生…。出来の悪い生徒だったでしょうに私は…。)

 前述の通りCCNAの座学を駆け抜けてしまったことでバラバラだったりあやふやな用語をもう一度基礎から学び始めるいいきっかけの本だった。とはいえ基礎の部分なのでこの機会を活用して定着させて、芋づる式にものにするのが今やるべきことか。ひとつ言うことがあるとするならば、お前、これ一年くらい積んでた(今確認したら22年9月3日に購入してますね。ギリギリセーフ???)よな。もっと早く読んどけば一年間、もう少しだけかもしれないけどネットワーク楽しめただろうに…。今の積読消化のモチベーションの理由の一つ。

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