映画というかドラマというか、アメコミ

つまるところ、マーベルコミックスの話です。
MCUと言われる一連のシリーズが形作られる以前から、アメコミはちょっと好きだったんですよね。

きっかけは、アーケード格闘ゲーム『X‐MEN CHILDREN OF THE ATOM』という、格ゲ好きとしては分かりやすい流れ。
稼働当初はアメコミなんてジャンルは全く知らず、キッズだった当時の感覚では「凄い不可思議なキャラがハチャメチャやってる」ってイメージ。対戦ゲームというよりも一人用のアクションゲームとして好きでした。
このゲームをきっかけに興味を持ちだして、アメコミや東映の特撮、他のアメコミ原作ゲームなんかに食指が動いたわけなんですよ。
そして、映像作品を追っかけ始めたのがサム・ライミ版スパイダーマンから。以降に映像化されたマーベル作品は、多分ほとんど観てるはず。

で、ここからが本題。
MCUの一作目であるアイアンマン~現在へと至るわけですが、ここんところのMCU作品はまあ評判が良くない。自分もその評価には概ね同意なわけで。今から思うと、エンドゲームまでの流れが良すぎて、そっから先が蛇足になってる感は否めないよなと。
例えるなら、終わり時を完全に逃したジャンプ漫画みたいな。

もちろん、フェーズ4以降でも心底楽しめた作品はあるんだけど、フェーズ3までのいわゆるインフィニティ・サーガほどの「次が気になる」っていう熱量みたいなのはなくなったってのが正直なところ。
連続性がないというか作品ごとの繋がりが全然見えなくて、クロスオーバーのワクワク感がゼロってのが大きな理由だと思う。単品の作品としては微妙だけど、他との関わりが窺えればまた評価は違ったのかなと。
もちろん、個人的な感想だけど。

親会社であるディズニーのゴタゴタとか米国のエンタメ業界の状況とか、作品そのものだけじゃない問題も多々あるけど、一ファンとしてはまたあのワクワク感を味わいたいって思ってて。だからこそ7割惰性とは分かってても追い続けているわけで。

最近じゃ、ソニーのマーベル作品の方が観たいって思えるんだよな。マダムウェブとかすごい期待してる。
ちなみに、DCコミックスも好きですよ。こっちもこっちで迷走してるけど。

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