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【芸術祭】大地の芸術祭2022でartを感じてきた!~作品感想編2回目~

皆さんどうも、博物館系フォトグラファーのもも🍑です。
前回に引き続き、実際に大地の芸術祭2022にて鑑賞した作品についてです。



日程

大地の芸術祭には、パスポートを購入し、2回いきました。訪問月は以下の通りです。

・1回目 5月初旬 2日間  (Day1.2) ←下記のリンク参照

・2回目 10月初旬 2日間 (Day3.4) ← 今回

Day3

鑑賞スケジュール


※車移動
14:00頃 中里エリア(たくさんの失われた窓のために、ポチョムキン)

15:00頃 松之山エリア(森の精)

16:00頃 松之山エリア(最後の教室)

17:30頃 松之山温泉着


鑑賞作品 

※★は作品の好き具合(★★★でmax)



中里エリア(たくさんの失われた窓のために、ポチョムキン)


・N028 たくさんの失われた窓のために /    内海昭子 ★★★

N028 たくさんの失われた窓のために

大地の芸術祭といえばこの作品を思い出す人も多いのではないでしょうか。新潟中越地震によって失われた家屋とその窓をイメージした作品です。見た目が写真で感じていたよりもすごく大きく驚きました。ここから見える風景も綺麗ですが、かつてあったであろう建物のことを偲ぶのにぴったりなくらい、あまり人がいませんでした。 


・N019 ポチョムキン /     カサグランデ&リンターラ建築事務所(フィンランド)★★★

N019 ポチョムキン

公式ガイドブックでは「廃棄物が投棄されていた場所を公園にした」という記述で、あまり期待していなかったのですが、行ってみるととても綺麗で、川の近くで風通りのいい、晴々とする空間になっていました。

・Y111 森の精 /   クリスチャン・ボルタンスキー(フランス)★★★

Y111 森の精

今年の公式ガイドブックになっている作品です。山の中に突然現れるので、一瞬夢でも見ているかの気分になります。


・Y052 最後の教室 /   クリスチャン・ボルタンスキー(フランス)★★★

Y052 最後の教室
Y052 最後の教室

1枚目の写真以外にも作品があり、建物全体に複数の作品が広がっていました。最初入ると、いきなり暗闇で足元が草が敷いてあり、かなりびっくりしました。
2枚目の写真の作品は、冬に雪の中に閉じ込められる越後妻有をイメージしているそうです。

・Y101 影の劇場〜愉快なゆうれい達〜クリスチャン・ボルタンスキー(フランス)★★

Y101 影の劇場〜愉快なゆうれい達〜

最後の教室とは同じ建物内ですが、違う作品です。影絵になっており、覗く形で鑑賞しました。ゆらゆらと揺れていて幻想的でした。


Day4

鑑賞スケジュール


10:00頃 松代エリア(農舞台、松代城) 鑑賞

12:00 頃 松代エリア(奴奈川キャンパス)鑑賞

14:00頃 松代エリア(脱皮する家、星峠の棚田) 鑑賞

16:00頃 十日町中心市街地エリア(MonET)  鑑賞


松代エリア(農舞台、松代城)


・K110 ホッキョクグマ /    北早川沙耶 ★★

K110 ホッキョクグマ

「K110 里山アートどうぶつ園–どうぶつたちのソーシャルディスタンス」という川西エリアの作品群の一部のようですが、農舞台の外に置かれていました。

・D374 空器の家 /    長井理一 ★★

D374 空器の家

こちらは、ペットボトルを負の遺産としてとして捉えた作品です。


(再掲)・D125 地震計 ★★

D125 地震計

綺麗に写真が撮れたので、再掲します。青空とのコントラスが映えます。


松代城

松代城全体


・D377 憧れの眺望 /    エステル・ステッカー(イタリア)★

D377 憧れの眺望

松代城入ってすぐにある作品です。宙に浮いている物体が、写真の通り存在感を押し出している感じがしました。

・D378 聚楽第 /    豊福亮 ★★

D378 聚楽第

松代城の階段を登っていくと、突然、黄金の茶室が現れました。中には多数の絵が貼り付けてあり、内部も金箔だらけでした。
薄暗い中にありましたが、かえってそれが金箔の煌びやかさに華を添えていました。


・D379 脱皮する時 /    鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志 ★★

D379 脱皮する時

先ほどとは打って変わって、城の最上部には彫刻で隅々まで彫られた跡があります。もちろん眺めも綺麗ですが、この彫られた空間にいると、自らも作品の一部として体のどこかが彫られていないのが不思議な気持ちになっていました。


・D312 人生のアーチ / イリヤ&エミリア・カバコフ(旧ソ連/アメリカ) ★★★

D312 人生のアーチ

橋の上に5体の像が並び、人生の輪廻を表現している作品です。
筆者は人生の始まりである左側2体が好みだったため、全体の写真は撮り忘れてしまいました。

・D365 手をたずさえる塔 / イリヤ&エミリア・カバコフ(旧ソ連/アメリカ)★★

D365 手をたずさえる塔

たまたま「D 312 人生のアーチ」を見にいく際の駐車場が手をたずさえる塔の上だったので、遠くから鑑賞しました。
同じ制作者の作品「D366 手をたずさえる船」は見る事ができませんでした。

・Y072 家の記憶 /   塩田千春 ★★★

Y072 家の記憶


・D331 奴奈川キャンパス ★★


・D332 大地のおくりもの /    鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志 ★★

D332 大地のおくりもの


・D340 南極ビエンナーレーフラム号2    /    キュレーター=アレクサンドル・ポノマリョフ(旧ソビエト連邦)★★

D340 南極ビエンナーレーフラム号2


・D334 レミニエッセンス(おぼろげな記憶)/    ターニャ・バダニナ(ロシア)★★

D334 レミニエッセンス(おぼろげな記憶)


・D341 天上大風 /    ユウ・ユウ(中国)★★★

D341 天上大風


・D348 彩風 /    ウー・ケンアン(中国)★★★

D348 彩風 

・D338 はなしるべ /    鞍掛純一 ★★

D338 はなしるべ

・D390 世界をつなぐメールアート・プロジェクト /    前山忠×湯山メールアート・プロジェクト

・D383 パラダイス /     ツァイ・ツァンホァン(中国)★

・D384 水の博物館 / ジャネット・ローレンス(オーストラリア)★

・D143 脱皮する家 /    鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志 ★★★

D143 脱皮する家
D143 脱皮する家

・星峠の棚田

星峠の棚田


MonET内部

(再掲)・T025 越後妻有里山現代美術館 MonET

・T230 LOST #6    /    クワクボリョウタ

T230 LOST #6


その他・まとめ

編集中

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