パパイヤ期は、ありまぁす!

パパイヤ期は、寝かしつけや着替えの手伝いなどをパパがしようとした時に、「パパ、イヤ! あっちいって!」と言って泣き出しママのところへ行ってしまう。 パパからすればなんとも切ない時期のことを言います。(にかほ市より抜粋)

ウチの妻は子供の寝かしつけが下手だ。下手というか子供が全然寝てくれない。医学的にも母親の匂いがどーたらと知見があるようだが、とにかく寝ない。寝ないからうるさい。だから自分が寝かしつけていた。寝かしつけと言っても自分が寝たフリをすれば勝手に寝てくれるので楽だった。
1歳〜2歳半くらいの間、自分と息子は同じ布団で寝ていた。妻は隣の部屋で寝ていたので、寝る前におやすみと言って別れていた。1年以上続いたルーティーンであったが、ある日突然終止符を打った。そう、パパイヤ期である。
息子を寝室に入れようとすると、全力で嫌がる。無理やり入れると泣き叫ぶ。原因は分からない。おそらくパパよりママの方がいいらしい。何故急に?
結局その日以降はママと寝るようになった。腑に落ちないが、一人でゆっくり寝られるのは悪くない。娘も生まれて3ヶ月は経っていたので、6時間は連続で寝られるだろう。
パパイヤ期と言っても、夜に一緒に寝なくなっただけである。公園では一緒にブランコに乗るし、お風呂も自分と入る。やはりよく分からない。

娘が1歳になる頃に、今度は娘の寝かしつけ担当に自分がなった。兄妹一緒に居ると遊んでしまって、寝付きが悪くなるというか単純に寝るのが遅くなるのだ。別室で寝かせれば解決した。娘もすんなりと順応した。まぁたまに一緒に昼寝してたしな。
娘も2歳半ごろまでは一緒の布団で寝てた。2歳半ごろまでである。別れは突然とは言うけれど、そう、息子同様パパイヤ期が来たのである。
自分の部屋で絵本を読んでから寝るという黄金パターンが崩れ、絵本を読んだ後に急に立ち上がり、ママのところに行くと言い出した。ブルータス、お前もか。
しかし娘のおかげで分かったことがある。パパイヤ期というのはパパが嫌いになったのではなく、ママが好きでもっと甘えたいだけだったのである。息子はイヤイヤ言って泣いていたけど、娘はイヤとは言ってなかった。自我が芽生えて主張するようになるなんてとても喜ばしい事だ。

こうして子供の寝かしつけ役を卒業したのである。快適快適。

追記:
そういえば娘と一緒に寝ることで娘が夜泣きするパターンも分かった。暑いときだ。エアコンで除湿して、かけ布団をタオルケットにしてお腹に少しだけかける。大体これで解決した。参考になるか分からないが一応書いておこう。

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