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【R4.6.16】小さい町に人が集中した開成町あじさい祭り、分析はどうなるか

前回に書いた通り、町の一大イベントの一つ「あじさい祭り」が二週間に渡り開催されました。 

大井町の公園イベントと同様に、自治会祭り前の参考行事として、副会長さんが状況確認・レポ作成をしてくれました。 コロナに関しては「これだけ対策すれば文句は言われまい」という姿勢ではなく「外部からの来町者も多いが、実際に感染減少しているからこれで必要十分」という印象でした。 大賑わい・席間やや狭・消毒や体温に関して逐一チェックなし・飲食店&食べ歩きあり・注意喚起の放送がたまに、など。 感染減少に合わせて、同調圧力や緊張感をほぐす良い傾向と、好意的に捉えています。 せっかくの環境賞受賞のアピールは、控えめ過ぎてもったいない。 

無事に終了、とは言えませんが、紫陽花が咲き誇る農道と田園風景を町民が改めて誇らしく思うであろう、大盛況のイベントでした。 私も紫陽花の豊富な品種のほか、周辺の昔ながらの家々やその庭、迷路のような小路、水草が中で揺れている水路などに目を奪われていました。 子ども達も地域のご高齢の知人たちも、楽しみに出かけて良い時間を過ごしました。

本当に大きな、町の規模からすると大変な企画です。 関係者の皆さまは大変お疲れ様です。自治会長たちは開会式に出席した他、土日の午前午後のどこかを担当して、警備本部、または最も混雑する第一駐車場に詰めていて、その断片だけを目の当たりにしていました。


増加する町外来訪者

祭りが閉幕し、事後の感想が町に届いてきているかもしれません。 私にも届いています。 
私は、開成町がこの「あじさい祭り」に町外来訪者もより多く引き寄せたくて歓迎しているのだったら、それについてのリサーチや、初来町者目線の配慮がもっとあれば良かったと感じました。 
何割が町外からだったか把握するために何をしていたのか? 瀬戸屋敷の日頃の広報戦略や状況から、あじさい祭りも3年前の前回から、町外来訪者が大幅に増えたことは予想できます。  
開成町民や農業に関わる人たちはすっかり慣れているかもしれませんが、そうではない地域から来る幼児の保護者や高齢者は、町を巡る水路が美しいと思うものの、田植えシーズンで水が勢いよく流れているのに柵が無いことに、歩く際はヒヤヒヤするものです。 注意喚起は、事故があってからでは遅いです。 

町外来訪者の混乱①


大量配布していたパンフ内の地図。 町内を初めて巡る来訪者・・・多数の開成駅利用者(徒歩者)には、この親しみやすいイラストで大き目の地図を見ている人達がいました。

写真下部「マックスバリュ開成駅前店」 と、「開成町役場」の距離は、間違いレベルでおかしいです。 シャトルバスがあっても長蛇の列で、「これなら歩けそうだ」とせっかちな(?)高齢者グループがいました。 私の身内(普段は車利用の高齢者)も同じ勘違い。 途中で不安になったとのこと。 

写真上部の金井島地区の第8駐車場(写真上部の赤丸)も然りで、感覚的にはもっと会場から離れているそうです。 その他7か所全ての駐車場が満車になろうという中、そこの警備担当から「全然車が来ない。本当に案内してるのか?案内看板は出てるのか?」と疑問の無線が飛んでいました。

 私は前日に「え?この農道を行けと言うのか!?」と一旦、おののいて第8駐車場に向けた脇道を素通りし、辿り着きませんでした。 地図作成について、ほんのささやかな一工夫「距離を省略する印である二重の波線」を次はぜひ入れて欲しい、と町にお願いしました。 

町外来訪者の混乱②

私が警備本部の手伝いに入っていたのは最終日12日の午前中。 快晴の日曜日、かつ前日のテレビ紹介もあり、会期中おそらく最も混雑していた時間帯でした。 

祭り開始時間「10時」のところ、第一駐車場から09:05に満車という無線が入り驚愕しました。 (職員さん同士の無線が聞こえる状態だった) 第二、第三駐車場の「瀬戸屋敷」とその周辺に至っては、しばらく無線の応答がなく、大混雑で手が回らない様子が想像できました。 

警備本部にいると、必死の形相で車を運転するドライバーが多く目に入りました。 目当ての駐車場がいっぱいで入れず、馴染みのない道を回されていたからです。 道半ばで停車したりUターンしてきて、「駐車場はどこに行けばいいの!!??」と叫ぶ人が多かったです。 

駐車場計8か所に町職員さんやシルバーさんが十分に配置され、防災課職員を中心に各々が尽力されていたのは分かりました。 しかし「町外初来訪者」の対応を含めると、無線伝達の統括を含め、交通整備に関するプロの応援があれば…というところでした。 あと、駐車場案内アプリ。 

勢いがある開成町ですから、来年再来年と、みんなに喜ばれる楽しい催しが安全第一で進むよう期待します。 今年より来場者が増える可能性があるし、これから外国人対応も出てくるかもしれません。


帰り道は大通りから反れて、休憩所になっている上島公民館と、隣接する吉田神社でホッと一息。 その辺の住民のビワ採りを長バサミで手伝ったら、お裾分けをもらいました♪ ビワ美味しいです!

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