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【R4.7.4】コロナ禍の自治会行事は手探り。たまたま盛況だった七夕会。

異常な暑さだったこの1週間。 35℃炎天下をマスクして茹でダコみたいな顔して下校する子ども達に驚き、学校の先生に下校指導方針について意見したりハラハラして様子見に行ったり、なんだか疲れた1週間でした。 (先生はすぐさま学校放送をかけるなど、迅速な対応をしてくれました!)

そして週末は、自治会の「七夕会」がありました。 子ども事業部長のパパさんが、朝から竹林に赴いて笹枝を準備し、大活躍! 

子ども達は、ボランティアの大人達に笹枝飾りを褒められて、驚いたように無言になりながらも、嬉しさが伝わってきました。 人見知りが解けると、興奮して作品を一つ一つ説明してくれる子もいました。 そういう機会、この2年間は少なかったですね。

自分達以外の親子や地域のボランティアさん達としばし一緒に作業して、親以外の大人達に声をかけられて、褒められる機会。 子ども達の表情を見て、良かった、尊いことだなぁとつくづく思いました。

今の時期は、集まることへの積極性を見せずに来られる配慮があると良いみたい?

今年は自治会の七夕会に、50名以上の親子の参加がありました。 これはコロナ前の七夕会の倍以上の数です。 子ども達に季節行事を経験させる機会が、著しく減少していた2年間の反動が見られましたが、理由はそれだけではありません。

今年度はとくに、事前申込み不要の催しだと人が集まりやすいようです。 自治会規模なので、参加者が全くの「不特定多数」という訳ではないのも、安心感があるのでしょう。  加えて今回の七夕会は、「時間内の好きなときに来て、飾りを作ってね」という、個々のペースにお任せするものでした。 (来てからの受付はありました。)

一歩踏み出すハードルを無くしたことで、そのときのコロナ状況や周囲の環境に合わせて気軽に来れて良かったのかなと振り返りました。 

「大人だけでも是非」というメッセージを入れた案内を出していました。 昨年の七夕を振り返り、大人だって季節感ある笹枝を欲しい人はいるだろうと、わざわざ境界線を作らなくて良いと思ったからです。 

住民の高齢化と生活の多様化に加えて・・・

「当たり前」が、自分のそれとは劇的に変化している子ども達の環境や考え方に思いを巡らせます。 

上に掲載した短冊の写真、「友達といっぱい遊べますように」の下に、小学校低学年の子が書いた「へいわな くにに なりますように」 があります。 別の子の「長生き できますように」もありました。 願い事といえば「将来〇〇になりたい」が主なように思われますが、私が見た中では「パン屋さんになりたい」の1枚しかありませんでした。 

自治会の年間行事に沿っているとはいえ、つい一つ一つ、参加する人達の顔を思い浮かべ、開催する意義を考え直すところからスタートしてしまいます。 なかなか「淡々とこなす」ことは出来ない中で、七夕会の反響が良かったのは、本当に偶然でした。 

別のことで頭を悩ませていたので、七夕会はもう考え事を少なくするよう、事前の申込用紙収集やプログラムなどを無くしたというのが、今回の企画となった理由です。 深く考えすぎないのが、吉と出て良かったです! コロナ禍の催し事は、むずかしいですね。

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