【R4.2.15】自治会館レベルでも「受益者負担」を考える。② 周りの人の英知を借りて。
雪が降るほど寒かった先週。 我が家は子ども達にせがまれて毎年一度はスキー・スノボに行きます。 以前住んでいた静岡県内のスキー場。 今年は静岡でもふかふかの新雪のスキーを楽しめました
写真は、山間いの雪上に現れた鹿の群れを、遠目に眺める娘目線で。
さて、前回の続きです。 話題にしている「自治会館使用規定」の改訂は今はもう済んでいるので頭の隅っこに追いやり、年度末らしく総会資料準備に入っています!
でも前会長が全てを担ってきたことを変更するということで、最初は風当たりが強くて精神的に負担を感じる一件でした。 (当自治会の事情はこちら「会長は今期で交代した方が良いと思っていた」)
結果的には周りの英知をお借りして、よく吟味された分かり易い規定が完成したと思います! そのため、前自治会長さんもすんなりご納得。
自治会館だから自治会員を優先するという当たり前のことも、随所にあえて明記しています。
「受益者負担」の考えは、小田原市役所に勤める副会長が分かり易く教えてくれて勉強になりました。
他の三役の方々や、身近な公共機関として開成町役場の町民センターと社会福祉協議会館を参考にしたことで、各責任者の方々にもとても親身に相談に乗って頂きました。
他にも、実際に利用する方々や、自治会員さん、他所の自治会の役員さんからご意見やエールもらっていました。 (皆さまどうもありがとうございました。)
話はこれで終わりですが、以下は
受益者負担「いくら公的な場所でも、やっぱり使う人が相当額を払いましょうよ」という、言われてみれば…の考え方について。
この受益者負担について、「払うのは当たり前な気がするけど、一体いくらくらいが相当なの?割合は?」 という具体的な数字についてを「基本方針」として明記、さらに公にしている自治体があります。
当自治会もそうした基本方針を参考にして「利益率の適正範囲」を設定することで、料金設定を迷いなく進めることが出来ました。 自治会館規模と言えど、当自治会館は他所からの利用者も多い公的施設ですから。
「受益者」とは聞き慣れませんが、「受益者負担制度」というのが主に公共下水道について適用されていることが分かりました。
税金を払うのは全員だけど、特定の土地の下水道工事をして水を使うのは、その土地に住む人だけ。だからもちろん、受益者として幾分かは負担しましょうね、ということです。
さーっと見て読んだだけですが、近隣では伊勢原や海老名などはネット上にあり、具体的な数字まで出ています。 南足柄市は図式など分かり易いが具体的な負担割合などの数字までは出ていない。
ちなみに開成町は受益者負担に関する基本方針そのものがネット上にはありませんが、どの自治体も、窓口で聞けば担当者が料金設定の根拠を教えてくれるはずです。
ここもあそこも、有料になっても使う場所
それにしても海老名市のページは、なぜ大型公園や文化会館の駐車場という公共の場所まで有料になのか?その根拠と方針、数字が出ていて分かり易い印象でした。
隣の南足柄市も苦しくなったら、あの文化会館などは有料になっていくのかなあと思いました。 混雑時は有料とか、他の市町からの訪問者は・・・など駐車場にもいろいろあります。 そう考えると、まだまだ財源確保の余力はあると言い換えられますね。
前にチラッと触れた平塚中央公園、遠い割には行っているかな? そこの駐車場はいつもいっぱいで、有料です。 支払い機はペイペイやワオンカードなど電子支払いの選択肢が豊富です。
他所からの集客を見込めると自信のある施設なら、そういう流れかもしれません。
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