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【ライブ感想】Morfonica ZEPP TOUR 2023「forte」名古屋公演

7月の大阪公演から1ヶ月半近く、Morfonicaとしては初めての名古屋でのライブとなった今回は本編13曲+アンコール2曲という構成で、予告されていた日替わり楽曲に加えて曲順も大きく変わりまた違った印象となった。さて、日替わりの曲はどう変わってセトリがどうなるだろうと思いながらZeppに向かっていったのだが…?

嘘ですカッコつけました、近くを走る電車(東海道線や中央線など見放題だった)にすっかり目を奪われていました。
ということでこの記事執筆にあたり以下記事を元にセットリストを確認している。

↓大阪公演の感想記事

前半パート

いやはやなんとも熱い会場だ、いや気温はそこそこだけど。風は秋めいてきたがまだ夏の面影をたっぷり残している。オールスタンディングも2回めとなり、だいぶ立ち振る舞いなども分かってきたはず…なのだが人口密度が前回より明らかに高い(筆者個人の印象であり、ライブ全体を俯瞰したものではない)。ライブのときは翌日の腕やらが痛くならないか気になるものだが今回はそれを気にする必要も無いなあなどと考えていた、だってそもそもほとんど動かせないんだもん。全体としては大いに楽しめたライブだったのだがここまで身動きが思うように取れないというのも珍しい体験となった。

今回も手持ちの荷物は最小限、着替え等は事前にホテルに放り出して軽くしておいたバッグもロッカーに格納…首にマフラータオルを巻き両手にペンライトの身軽な格好となっている、ラバストは持ってきたのにつけ忘れた(ぉぃ)。おそらくこのライブに参加する人はここ半年くらいの間で声出しライブを複数回経験しているだろう、入場が進むにつれて空調は快適に機能しているが場内の空気はどんどんアツいものになっていき「flame of hope」のインストに合わせてコールなども起こり始める。そういえばこのことMC中でおひなさまに突っ込まれてて思わず笑ってしまった。さすがにライブ本編ほど声を出すわけにもいかないというのも…w

スタートは「ブルームブルーム」から始まる、この曲からライブが始まるのは昨年の"Mythology Chapter 2"以来となるが筆者個人的にはライブで聴くのもちょっとしばらく、具体的には10thライブぶりで懐かしい印象ですらある。その後のSonorous,Secret DawnからのMCという流れは大阪公演と同じでやはり落ち着いた時間となる。ただこのあたりの曲はキャラに焦点を当てたストーリーにちなんだ楽曲なので出来ればそのキャラの色にしてペンライトを振ってみたいところ、それを考慮して切り替えなどしていると自分でこだわっているだけなのだが気分的には結構忙しない。続くカラフルリバティー、One step at a timeまでは前回と同じだがその次がALIVEというのは変わったポイントとなった。ALIVE開始前のインストも大阪以来だがこれもかっこいい。YouTubeのバンドリちゃんねるにあるライブ動画でもインストパートがあるのだがライブならではのお楽しみということになるだろうか、音源化されるような形で出てくるとしたらそれも嬉しいけれど…
蛇足だがカラフルリバティー、One step at a timeとどちらもコニファーフォレストで初披露されるのを見た曲である、ああ懐かしい。

後半パート~アンコール

ここまでは3曲ごとにMCが入っていたが後半は一気に進んでいく。その始まりの曲は大阪と同じくfly with the night、凛としたとでも言うべきか、空気が引き締まるような気がする曲だ。そこからカバー曲3曲が続いてまずは月光花、次いでライブで聴くのはしばらくぶりとなるV.I.Pが来る。カバー曲の締めくくりはNameless Storyがかかり、クライマックスに向けてますますヒートアップしてきた。

ライブ本編のラスト3曲は盛り上げ曲の定番flame of hopeから始まり2回目のライブ演奏となるメランコリックララバイ、今回は大阪の時に比べるとオーディエンスもだいぶこなれてきた印象。筆者はほぼ身動きが取れない中ペンライトの向きだけそれっぽくするので手一杯だったが…()そしてライブ本編のラストを飾るは誓いのWingbeat、クライマックスの盛り上がりとして何度聴いても気分が盛り上がる一曲だ。激しく、力強く羽ばたくような曲調はもちろんラスサビと同時に羽が舞う演出も美しい…どうしても一気に舞わなかった羽がその後のアンコール時やその時のMC中に思い出したかのように舞い降りてくるのはご愛嬌だけど。

アンコールはまずEver Sky Blueが来る、この楽しい時間が終わりに近づいていることを告げているようでもあり一抹の寂しさは拭えないものの素敵な曲だと改めて思う。最後のMCを挟んでラストはDaylight -デイライト-で締めくくり、大阪公演では最初の曲だったのでその対になるような印象。同じ曲でも演奏順序によってここまでの違いが出るのも改めて思うと不思議な気分ではある。東名阪3公演全てのセットリストを比較するのは東京公演が終わってからのお楽しみということとしてこの記事は一旦締めくくりとしたい。ライブツアーも残るは来月の東京公演のみ、ファイナルではどのような景色が見えてくるのかということに期待して演者スタッフの皆様お疲れ様でした!

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