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協力隊の情報収集。

7月になり、今年もまた暑い夏が訪れようとしています。
ゲストハウスの壁をグリーンウォールにしようと今年も朝顔を植えましたが、その朝顔がいい具合に伸びてきています。

また、四万十町にも新しく協力隊が入ってきていて何かと忙しい毎日を送っている様子です。

さて、今回は私が協力隊時代に情報収集をどのように行っていたかを書いてみたいと思います。

町史

それぞれの町にはその町の歴史をまとめた「町史」というものが存在します。

私の住んでいる四万十町は平成18年に窪川町、大正町、十和村が合併してできた町で、私はその中で大正に住んでいます。

大正には「大正町史」というものがあり、着任当初は時間があったのでそればかり読んでいました。
町史のいい所は何といっても地域の歴史がわかる事。
私自身歴史が好きだというのもありますが、歴史を見るとその地域の特性がとてもよくわかります。

地名や神社仏閣。そうしたものを知っていると地域の方との話もスムーズにいったりするのでおすすめです。

ケーブルテレビ

四万十町には「四万十ケーブルテレビ」があります。
1時間のうち、30分は地域のニュース。残りの30分は自然や人に焦点を当てた企画番組や行政放送などが流れます。
これが1週間流れ続けます。

このケーブルテレビを見ている人は多くいらっしゃいます。

なにせ1週間同じ番組が流れ続けるのでどこかで見る機会があるからです。

このケーブルテレビによって地域の情報を得ることが多く、イベントなどの情報はこれで知る場合もあります。
また、自分たちがイベントをする際にもケーブルを使って周知するなど情報収集、拡散などにケーブルテレビを重宝しています。

また、知り合いが出るケースも多いので、「ケーブルみたよ」と話すきっかけにもなったりします。

高知新聞(地元の新聞)

高知県には高知新聞という県紙があります。

県紙は地元のことを知るうえでとても大切なツールの一つです。

私は家では全国紙を読んでいますが、図書館や役場などにいって高知新聞に目を通すようにしています。
全国紙では取り扱えない地域の細かな情報が載っているからです。

それに、購読率が下がっているとはいえ県紙への信頼度は高く、県紙に載るとイベントなどでも一気に注目度が上がります。

また、県紙に載っている情報は地域の人たちにとっては常識の範囲内になるので県紙に載っている情報を知らないと話についていけないということにもなりかねません。

県紙には目を通しておいた方がいいと思います。

SNS

SNSに関しては言うべきまでもなく、今や情報収集ツールの最たるものでしょう。

私も協力隊を通してSNSを使って情報収集をしてきました。
私が主に使っていたのはFacebook、インスタグラムです。


情報を得るだけでなく活かす

ここまで情報を得る手法を書いてきましたが、情報を得るだけではまだ不十分です。

地域おこし協力隊でやっていくには情報を「活かす」ことが大切です。

「活かす」とはどういうことかというと、得た情報、例えばイベントならそのイベントにできるだけ行くようにする。もし行けなかったら次にそのイベントの主催者などにあった際にイベントに行けなかったということを謝り、かつ内容を聞くということです。

情報の発信者は情報が伝わたっかを気にしています。その際に自分の情報をキャッチしてくれてレスポンスしてくれる人がいたらとても嬉しいのではないでしょうか。

情報を知るだけではなく、活かすように使う。
それに気をつけていました。


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