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チェンソーマン第二部 アサについて予想する(2/2) 戦争の悪魔(ヨル)が落下、正義、飢餓、支配の悪魔に狙われている?その理由は?ノストラダムスの大予言で8人目の武器人間化と核兵器復活説

第二部のヒロイン・戦争の悪魔。彼女は親を悪魔に殺された女子高校生・三鷹アサの死体を乗っ取った。戦争は、第一部でマキマがチェンソーマンの力で消し去りたいと言っていた事の1つ。この事から支配の悪魔 (第二部ではナユタ)が戦争の悪魔を殺そうと考えているのではないか。また、漫画に明記はされていないものの、第二部で支配の悪魔以外にも数々の悪魔がいわば「刺客」として戦争の悪魔を狙っているのではないか?と考えている。

正義の悪魔が委員長にアサを転ばせた理由は?

正義の悪魔がコケピーを殺した罪悪感をアサに意図的に植え付けたかったのだろうか?これは前回の記事に示した事から違うように感じる。なぜならヨル曰くアサはコケピーを殺した事を後悔していない。コケピーを殺したのを他人に見られた事を悔いている。つまりアサが、過去のトラウマがもとで自分が味わってきた周囲からいつも孤独であり、周りへの嫉妬ゆえに学生生活を楽しんでいる周りの級友にコケピー殺しによって精神的苦痛を味わわせた。この事をアサは悔いていない。コケピーを殺した直後のアサの目線の描かれ方もクラスメートの反応を見ている様子だった。


アサが過去の自分への罪悪感によって、アサ自身を強力な武器化する事を正義の悪魔(委員長)が企んでいた?

正義の悪魔の狙いは、寮長と同じ動物殺しという残忍な過ちを犯した自責の念かも知れない。アサの愛猫であるクラムボンを殺した寮長に対して酷い、とアサが心の中で非難した。が、そういう過去の自分が非難したような事をコケピーに対して今度はアサ自身がしてしまった。つまり寮長がクラムボンを殺したみたいに、アサがコケピーを殺した。コケピーを殺した事を悔いていないが、寮長と同じ過ちを犯したアサが過去の自分に対して負い目を感じた。

そして、アサが自分に負い目や罪悪感を感じれば、アサ自身を強い武器に変える事ができる。正義の悪魔がアサがアサ自身を武器化するように仕向けた、というのは考え過ぎだろうか?人を殺して武器にする事への罪悪感とは少しニュアンスが違うといえばそうなのだが。

正義の悪魔(委員長)が支配の悪魔(ナユタ)と結託してアサの記憶を覗いた?

ただ、ユウコと違い委員長と契約した正義の悪魔が人の心を読めなかったかも知れない。つまり、アサの過去の事を知る事はできない。なので正義の悪魔がコケピーをアサに殺させた理由が、アサが過去の自分自身に感じた自責の念を生む事だというこの自説は少しズレているかも知れない。


しかしナユタが人の記憶を操作できる。それならアサの過去の記憶にもアクセスできる?正義の悪魔がナユタとどこかで接触して、ナユタがアサの記憶について情報を正義の悪魔に漏らしたなら、正義の悪魔がアサを転ばせた理由が、愛猫を殺された過去のアサ自身への罪悪感をコケピー殺しで煽る為だったのかも知れない。

戦争の悪魔がチェンソーマンに消し去られた核兵器を復活させる布石を正義の悪魔が打った?

このように考えてくると、第二部の初期から、つまり委員長が正義の悪魔と契約した辺りから、正義の悪魔がアサを狙っていたのかも知れない。正義の悪魔が記憶を操作する支配の悪魔の力を利用してアサの記憶を見た。その結果、正義の悪魔がアサに目をつけてコケピーを殺させ、アサの罪悪感をあおり、そのアサを殺して死体を戦争の悪魔に提供した…?すべては武器人間を作る布石だったのかも知れない。


根源的恐怖の名を持つ悪魔も戦争の悪魔を狙っている?

落下の悪魔はアサの寮長の記憶を知っていたかも知れない。"過去に心へ傷を持つ者の味をお楽しみ下さい " (チェンソーマン 少年ジャンププラス 第123話「前菜」より引用)、と落下の悪魔が言っていた。という事は、アサが過去に何らかのトラウマを持っている事を落下の悪魔は分かっていてもおかしくはないのでは?落下の悪魔がメインディッシュとして三鷹アサを地獄に落とそうとしていたし。あるいは地獄の依頼主の悪魔に言われただけでアサを殺す目的を落下の悪魔が知らないかも知れないが。


コケピー殺しの為にアサに落下の悪魔が差し向けた刺客が委員長の正義の悪魔?

落下の悪魔がどこまで具体的にアサの記憶を把握できたかは分からない。が、アサの記憶について「アサが大切にしていた猫を寮長が殺した」くらいの認識を落下の悪魔が持っていれば、「クラスメートが大切にしていた鶏をアサが殺した」事で、アサが寮長と同じ事をした自分を責めるのではないか、という事くらい落下の悪魔が分かっていたのかも知れない。そうなると正義の悪魔が委員長にアサを転ばせてコケピーを圧死させたのは、裏で落下の悪魔による入れ知恵だったのかも知れない。

死の悪魔&根源的恐怖の名を持つ悪魔が四騎士と武器人間を巻き込んだ「ノストラダムスの大予言」計画?

四騎士のうち飢餓、戦争、支配の悪魔が武器人間を作っているのかも知れない。もう一人の死の悪魔は別格なような気が個人的にしている。その下で他の四騎士メンバーが手駒にされているような。死の悪魔がここまで出し渋られている事から、ノストラダムス回で死の悪魔が中〜大ボス感がしなくもない。


また、吉田と飢餓のカフェでのやり取りからすると、根源的恐怖の名を持つ悪魔がノストラダムスの大予言と関係し、飢餓もそれに加わっているように感じる。別の記事で飢餓が核兵器復活の為に戦争の悪魔を利用しているのではという内容を書いた。

1つ目の計画: 核兵器

このノストラダムス計画の1プランとして核兵器(の悪魔?) が位置づけられていると予想。戦争の悪魔が核兵器をチェンソーマンから取り戻し、その核兵器で飢餓の悪魔曰く世界を最悪の恐怖に導きたいのでは?

2つ目の計画: 武器人間

また、もう一つのプランとして武器人間の製造があるのでは?大量破壊兵器として、核兵器の次に力のある武器人間をできるだけ量産する狙いがあるのか?アサが今後自身を武器化してその武器人間の一人として加わるのかも知れない。ただ、一部のマキマ戦でポチタ(デンジ)に倒された武器人間が生きているかは不明。レゼが再生能力があったがクァンシとかはどうなのか。

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