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チェンソーマン第二部 前回の連載 (2024年6月12日)の感想 ナユタは生きていてデンジが先に死ぬ…?二人は生き別れになるのか

前回描かれていたのは、デンジにヨルがキス (2回目)するシーン。ここではヨルの感情としてアサの恋心があらわれていた。「私の中の私 (=アサ)が好きなだけだ」「その感情が流れてきた」と言っていたのは、そういうことだと思う。

あと、かつてデンジの部屋でビデオ鑑賞中に、いきなりヨルがデンジにキスした記憶を、ナユタが消したはずなのに、今回ヨルの記憶が戻った件。これは、まだナユタが完全には死んでいないということなのかもしれない。悪魔が死んだらその効果が消えるとしたら、ナユタがすでに死んでいたら完全にヨルに記憶が戻るはず。でも、ヨルの前回の反応を、記憶の断片だけというか、ほんの一部だけしか記憶が蘇っていないと見れば、ナユタは完全に死んでいないってことなのかも。

それにしても、ヨルに「この痴女が!」ってアサが絶叫してキレるの面白かった。本当にデンジくんに本気で恋する乙女じゃん…好きな相手に痴女だと思われて死ぬほど嫌だったんだろうなと。最初、デンジに学校の屋上でチェンソーマン嫌いな理由言ってたとき、女しか助けないからチェンソーマンは性欲丸出しで気持ち悪いって言ってたし、そんなことを言った手前、そのデンジに自分が変態だと思われるのはアサにとって最悪なことだろう。


あと、これはデンジ死ぬ流れなんかな…手⚪︎キ&キスでスペルマって…セッ⚪︎スまではできなかったけど、もうデンジこれで死ぬんじゃね?と。デンジがチェンソーマンになりたい理由が「セッ⚪︎スしたい」だったけど、その欲求はもう前回満たされたってことなのでは?この描写よりセッ⚪︎スに近いことは描かなさそうな気がする。さすがにガチのセッ⚪︎スの描写は少年漫画ではできないだろう。前回の性描写くらいが限界では?童貞読者としてはデンジくんが卒業せずに終わってほしいというのも当然あるだろうし。一部でデンジは「10人くらい彼女ほしい」とも言っていたから、まだアサひとりじゃ満足しないんじゃね?っていう疑問もあるけど。それについては、犬猫が家ごと燃やされて、ナユタが行方不明だという状況でさえ、デンジが「全部チ⚪︎チンで考えてる」「チ⚪︎チンに逆らえない」と、おのれの性欲を責めているし、デンジ自身も、もう以前ほど「たくさんセッ⚪︎スしたい」とは思っていないかもしれない。また、クラスで須郷ミリがモテてたのとはデンジは対比的な描き方だったし、チェンソーマンにならなきゃ「オレはモテない」というのが彼の心を病ませているのかもしれない。だから、デンジが出会った中でいちばん彼を好いてそうなアサが唯一のガールフレンドだとしても、もうこの際、美人と付き合えたらそれでいい、みたいな。

その他どうでもいいこと

キガちゃんはどういう気持ちで二人が事を致した後で寿司屋に向かう電車のなか、デンジとアサを見てたのか…妹 (ヨル) が片思い(両思い?) 相手のデンジのチ⚪︎チン斬る、とか言い出したら普通に狼狽えるだろう。横にいるデンジの様子からなんとなく本当に斬ってはないとは伝わるだろうけど。そんなこと一切かんがえないで、ただお寿司のことだけしかキガは考えていないかもしれない。寿司のチェーン店3つも押さえてるし、素死々 (すしし) とかいう、いかにもマイナーそうな名前の回転寿司店まで知っているグルメ通のキガちゃんは、いま何を考えているのか。

というかキガは、ナユタを失って意気消沈しているデンジに「ネガティブなのはお腹が減っているからかもしれない」って言ってたけど、キガ自身は、お腹がなるほど飢餓状態でも、全然ネガティブになってない。腹の底でネガティブなこと考えてそうだけど。悪魔なのに、理性を保つことができててすごい。四騎士の姉妹はみんな理性が高いのかな。単に、人のかたちをした悪魔は穏健派なのか。天使とかもそうだし。

キガちゃんがあのマキマさんのお姉ちゃんなのが頷ける。一部でマキマさんが終盤まで、暴走せずに冷静なキャラだっただけに、キガも最後に悪が大爆発してくれそうで楽しみ。

あと、次の話で寿司屋に行く流れで今回の引きになってるけど、誰が勘定払うんだろう。みんな学生だしバイト禁止だし、この世界は基本てきに貧乏そう。この中で一番金持ってそうなのは、サムソ (ヤクザの孫) …公安に就職してるから金持ってるってのもあるけどヤクザの爺さんの遺産もタンマリあんのかな。モミアゲ兄さんにゴチになる高校生たちの珍道中はみてみたい。


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