【黒執事考察】セバスチャンと坊ちゃんの契約
10年振りに黒執事に沼った……。
原作は数冊して持ってなくて
ちょうど寄宿学校編の結末知らないままだったな〜と、アニメを観てまたハマってしまった。
動きや声が入る事で解像度も上がり
作画もめちゃくちゃ美しく、
ストーリーだけでなく美術鑑賞をするかのように眺めてしまう。
そして今期終了後、あっという間に最新刊まで読み進めてしまった。
セバスチャンと坊ちゃんの契約時の回想シーンを読んでいる時、ある考察がふと出て、心の中だけには収まりそうにないのでnoteに書く事にした。
ここからはネタバレ注意です。
第136話の辺り
兄シエルが悪魔の現世への渡り賃になったのは事実だろうけど、
本当に坊ちゃんが兄シエルを犠牲にしたんだろうか……?
儀式で兄を生贄にして悪魔を呼んだのは大人達で
セバスチャンにとってあの場で1番良い魂が
呪い、憎しみ、絶望に塗れている坊ちゃんだったから、
坊ちゃんの兄を想う気持ちを利用して
坊ちゃん自ら契約を望むよう誘導した可能性があるかもしれない。
セバスチャンが召喚された後~契約内容を決めるまでは言葉巧みに操って何が真実か嘘かが分かりにくい……。
セバスチャンは終わりがあるから美しいと思っている。
これは彼の美学なので、亡くなった人間の蘇生は"したくない"のかもしれない。
時々セバスチャンの独白で、光に背を向けて地獄を選ぶ坊ちゃんや、絶望が好物かのように言うシーンがモヤモヤと引っかかってる。
坊ちゃんがどのように次の一手を進めるのか
ゲームを楽しんでいる感があるんだよな……。
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