見出し画像

鉄壁に救われた時の話

これは私の兄が当時受験生だった時の話です
私には兄がおり、彼は当時受験生で東大を目指してました。
彼は予備校に朝から夜までずっと篭ってました
彼の口癖はバカとブスこそ東大に行け!でした。
当時の私はクラスの成績が下の方だったのでわたしも彼に東大に行け!と言われた記憶があります
そんなこともあり受験シーズンが始まりました。
彼はペースを上げ私が見る限りは寝てる時間以外は全て勉強に捧げていたと思います
私は彼の邪魔にならないよう極力部屋で静かにしてました。
ある日の夜 私と父と母は外で夕食を食べるか考えてました。私達は兄を誘うか考えていたのですが、兄は勉強で忙しそうなので私たちは彼抜きにして近くのガストで夕飯を食べることにしました。
ガストに着くと店員さんが私たちを空いてる席に案内してくれました。
私たちは案内してくれた席に着くとメニューを開いて何を食べようか悩みました。
母はハンバーグとウイスキー頼み、私はうどんを頼み、父はドリンクバーを頼みました。
私たちが夕食を終えると母が酒を飲みすぎたと言い私と父は急いでコンビニに行き水買い、水を母に渡しました。私と父は母の介抱をしている時私は兄に似た男を見かけたのです
まさかとは思い私は兄に似た男の後を追うことにしました。
追い続けて5分くらい経ったのでしょうか
兄に似た男は私の県で1番人気の風俗店に入って行きました。
私は見間違いだろと思い家に帰りました
家に帰ってしばらくYouTubeを見ていると兄が帰ってきたのです
私はどこに行ってた?と聞くと彼は外の空気を吸ってたといい
私は鎌をかけてみようと思い兄に風俗良かったと?聞くと兄は私の胸ぐらを掴みました
兄が私を殴ろうとした時廊下に落ちてた鉄壁という参考書を使い兄の拳を防ぐことが出来たのです
私はそれ以来お守りで鉄壁を持ち歩くことにしています

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?