見出し画像

3分で分かる「WW(ウィンド・ウィッチ)」

こんにちは、トーマです。
3分で読めるテーマ解説記事となります。
マスターデュエルで対戦した時、デッキ構築時に相性のいいテーマを模索している時など「そのテーマのことを『ざっくり』と知りたい!」というときにご活用いただけますと幸いです。

WWってどんなテーマ?


アニメ「遊戯王ARC-V」で登場したテーマ。
少ない手札から、強力な風属性シンクロモンスターを出せるテーマ。
他の風属性テーマとも共存しやすいのが特徴。

また、バーンダメージに関する効果を持っており、バーンダメージをトリガーに更に相手のカードを破壊することも可能。「破壊輪」などとは好相性。

一方で、後続のカードを確保しにくいのが弱点のため、いかに相手ターンを凌ぐかが課題。
複雑な展開もなく扱いやすいが、量より質で勝負するタイプであり、盤面が貧弱になりがち。幸い召喚権が余り易いため、他テーマと合わせることで解決したい。

このデッキの主力3選

WW-アイス・ベル

アニメだと2Pカラーが存在します

自分フィールドにモンスターがいない場合、手札から特殊召喚し、更にデッキから「WW」モンスターを特殊召喚できる。
このカード1枚から、レベル7・レベル8・レベル10の好きなシンクロモンスターを出すことが可能。

また、召喚権を使わないため、ここから更に展開することも可能。ただし、純「WW」の場合は通常召喚から展開が伸びないため、ここの召喚権はほかテーマに充てられるとベター(例:SRベイゴマックスなど)

ただ、①の効果を使用したターンには「レベル5以上の風属性モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない」という強烈な制限がかかるため、組み合わせるテーマは慎重に加味したい。

なお、おまけとして召喚・特殊召喚成功時に500ダメージを与えられる。

WW-グラス・ベル

「アイス・ベル」の2Pカラーと似ている

召喚・特殊召喚成功時に「WW」モンスターを手札に加えることが可能。
前述の「アイス・ベル」で特殊召喚し、効果で「WW-フリーズ・ベル」や「WW-スノウ・ベル」を手札に加えることで、WWモンスターを一気に3体並べられる。
このカード自身も初動になることが可能で、「WW-フリーズ・ベル」を手札に加えることで、レベル7・8のシンクロ召喚が可能。

「この効果の発動後、ターン終了時まで自分は風属性モンスターしか特殊召喚できない」という制限がつく。前述の「アイス・ベル」から特殊召喚すると大きく動きが制限されるため注意。

WW-ダイヤモンド・ベル

本当は「ヴォルカニック」で出したい

自分の墓地のWWモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える効果。
また、相手が戦闘・効果ダメージを受けたら、フィールドのカードを1枚破壊できる効果を持つ。
WWモンスターだけでシンクロ召喚した場合は、後半の効果は1ターンに2回利用できる。
まず、S召喚するだけでダメージと破壊が確定する。その後は能動的にダメージを与える必要があるものの、相手ターンでも破壊効果を適用することができる。

また、前述の「アイス・ベル」で特殊召喚する場合、「スノウ・ベル」により効果破壊耐性を付与できるため、場持ちも抜群。

ただ、「WW」には相手ターンにダメージを与えられるカードが「ブリザード・ベル」くらいしかいないので、効果を最大限に利用したいなら「破壊輪
」などダメージを与えられるカードと組み合わせるのが吉。

このデッキをおすすめできる人

・アニメ「遊戯王ARC-V」(およびリンちゃん)のファン
・風属性カードを中心に使いたい人
・1ターン目から強力なシンクロモンスターを出したい人

このデッキと戦う時のポイント

・「WW-アイス・ベル」は最優先で止める。増殖するGもここで使う。
・「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を警戒する
・「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」を警戒する(重要)

・・・というのも、「WW-アイス・ベル」からの着地点は、『効果では破壊されない「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」』となることが多い。相応に厄介なモンスターなので、「WW-アイス・ベル」を止められなかった場合はこれが出てくると覚悟を決めるべし。

また、「フルール・ド・バロネス」「ウインドペガサス@イグニスター」など、風属性には厄介なシンクロモンスターが多数いるため、それらを全体的に警戒して戦うこととなります。(悲しいが、WWシンクロモンスターは、あまり着地点にはならないのが現状)

まとめ

デッキのタイプ :初動型 持久力はあまり無い
召喚方法    :シンクロ
種族・属性など :魔法使い族
イラスト    :氷の魔女(だが、風属性である)
難易度     :★☆☆☆☆(シンクロ召喚の入門としてもおすすめ)
うららポイント :アイス・ベルの①の効果
         (グラス・ベルの召喚から入った場合は、そちらに)
その他     :テーマカードも少ないため、他テーマとの混合が基本
総合的な強さ  :★★☆☆☆(展開力がやや物足りない)

あとがき

使うのが非常に簡単なので、シンクロ召喚の入門としておすすめできます。
着地点である「クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン」も強力なので、多くのシチュエーションで使うこともできます。

風属性、特に「スピードロイド」との相性は抜群なので、色々なデッキとの混成を考えてみてください。

ただ、普通に使うと(言葉が悪いですが)『劣化スピードロイド』のような感じになるため、このデッキならではの強みを見出すことが大事です。そういった意味でも「バーンダメージを活かせる」点は貴重な個性だと考えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?