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純punkの混ぜもの構築3選【遊戯王マスターデュエル】

こんにちは、今回は純punk系の派生デッキを色々紹介したいと思います。
純punkは、セアミン1枚初動の展開だと最終盤面に使い道のないレベル3チューナーが余ってしまいます。このレベル3チューナをどう活かすかでデッキの個性を出すことができます。一番有名かつオーソドックスなのは特殊召喚できるレベル7を採用して、バロネスを最終盤面に追加する構築ですが、今回はそれ以外に

  • デスフェニを採用した構築

  • レベル1を追加してルイキュー超雷展開を行う構築

  • ドラグマ展開を行う構築

の3つを紹介したいと思います。ちなみに今回紹介するデッキのセアミン1枚からの展開はすべて以前紹介した純punkと同じなので、1枚初動での展開が知りたい方はそちらも見てみてください


デスフェニを採用した構築

デスフェニを採用した構築例。純punkのレベル7特殊召喚枠をそのままデスフェニに変えた形です。

まず紹介するのはデスフェニを採用した構築です。今月からフュージョンデステニーが2枚使えるようになったということもあり、個人的には今回紹介する構築の中では一番強いんじゃないかなと思っています。上ブレ展開の強度自体は他の構築のほうが強いんですが、安定感はデスフェニ構築のほうが上ですね
punkのデスフェニギミックはかなり利点が多く

  • 他の上振れギミックと違い、特定のカード(例えば雷仙神など)を引く必要がなく、初手にpunkが2枚あればデスフェニを立てることができる

  • ディアボリックガイを素引きしてしまった場合、フォクシーチューンのコストで捨てることによって、デッキからディアボリックガイを特殊召喚することができ、デスフェニを出す代わりにレベル9シンクロを出すことができる

  • 単純に素引きのフューデスが先攻でも後攻でも強い

などなど、かなりデッキの性質と噛み合っている印象があります。
特に2番めの素引きのディアボリックガイがゴミになりにくいというのがかなり良くて、個人的には(HERO以外で)今一番デスフェニをうまく使えるテーマなんじゃないかなと思っています。
今回はシェンシェンを採用していますが、手札を増やしやすいデッキなのでフリチェ破壊とドローができるアーケティスなんかもいいんじゃないかなと思います。
以下はpunk2枚初動からの展開例です。

展開例

初動: セアミン + 適当なpunkモンスター
結果: ドラゴンドライブ + シャラクサイ + デスフェニ + ナシワリ (フリチェ2枚破壊 + 最大4枚バウンス + 2ドロー)

こんな感じで、初手にpunkが2枚あればデスフェニ展開を行うことができます。シャラクサイの効果で手札のpunkを融合素材にすることで最終盤面にモンスターを1体追加するのがポイントですね
この時、攻撃表示のシャラクサイをセアミンの墓地効果でパンプしてあげると、デスフェニの打点減少と合わせて並の下級では突破できないシャラクサイを立てることができます
適当な下級でシャラクサイをこづかれて、無理やり効果を使わせるという動きを牽制できるので、覚えておくとちょっとお得かもしれません

レベル1を採用した展開

特殊召喚できるレベル1(ミレサク / ソウルズ)を採用し、最終盤面に超雷龍とブレイバーを構える構築例

次に紹介するのは、ソウルズや簡易融合から召喚できるミレサクを採用し、最終盤面に超雷龍とパワーツールブレイバードラゴンを出すことで、超雷龍によるサーチ封じ、ブレイバーによるピーピングハンデスと効果無効を構える構築です。超雷龍がレベル8なのでシャラクサイと超雷龍でアメイジングドラゴンを出すこともできます(ただし超雷龍が墓地にいってしまってサーチ封じが解除されてしまうので、サーチ封じがガン刺さるテーマに対してはそのまま超雷龍を出したほうがいいかもしれません)
この構築の利点としては

  • 先攻盤面の強度が高い。特に超雷龍はスプライトや神碑など、現環境のTier1デッキにかなり刺さっている。また、ピーピングハンデスによって致命的なまくり札や初動をピンポイントに抜くことができ、罠ビに対しても、エンドフェイズに召喚するアメイジングドラゴンで伏せを全バウンスすることで対応できる

  • ソウルズによって不要な魔法罠をドローに変換できるため、「punkを引けずにソウルズだけ引けた」みたいなときでもワンちゃん動ける可能性が生まれる

  • イリュージョンオブカオス初動の場合、スパイラルを警戒して、イリュージョンオブカオスにうららを撃ってくれる事が多く、本命のpunk展開を通しやすい。これがかなり強いので、イリュージョンオブカオスは3枚にしてもいいかも

といったところですね
逆にデスフェニ構築のフューデスのように、後攻で引いて強いカードがないので、後攻はあまり強くないです。デッキに素引きがとてつもなく弱い装備魔法が2枚も入ってしまうのも嫌ですね。ただまあ引いちゃったらフォクシーのコストなりソウルズのコストなりで捨てればいいので、先攻なら気にならないかもしれません。
先攻で展開が全て通ったときのパワーはとても高いので、先攻展開で気持ちよくなりたい人にはおすすめです。最後に展開例を載せておきます

展開例

初動: セアミン + ソウルズ(イリュージョンオブカオス)
結果: 超雷龍 + 相手ターンアメイジングによる4枚バウンス+ パワーツールブレイバー(1ハンデス + 1モンスター効果無効) + ナシワリによる1破壊 + 3ドロー

動画のようにソウルズで使い終わったセッションをドローに変換することもできます。ただ、3ターン目の手数になるのと、アメイジングドラゴン着地時にアメイジングドラゴンにかぶせてチェーンすることで、アメイジングドラゴンへの誘発や発動無効系の効果をケアすることができるので、場に残しておいたほうがいいことも多いです。

ドラグマを採用した構築

ドラグマを採用した構築例。最終盤面にシャドールーク+フルルドリスを追加で構えることができます

最後に紹介するのはドラグマを採用した構築です。ドラグマは召喚権に依存せずに妨害を追加することができ、相手ターンミドラーシュ召喚による特殊召喚封じはそれだけで詰んでしまうデッキもあるほど強力です。この構築の利点としては

  • 相手ターンミドラーシュによる特殊召喚封じが強力

  • punk展開が通らなかった場合でも、それとは独立してドラグマ展開を行うことができるので、誘発の貫通性能が高い

  • サイコエンドパニッシャーを追加で盤面に召喚することができ、盤面の総打点も高くなるので、罠ビなどに強くなる

などがあります。特に2番めの特徴が強力で、

  • セアミンやフォクシーチューンにうららをもらってしまっても、盤面のモンスターをアルミラに変換してエクレシアを召喚し、ドラグマ展開を行える

  • カープライジングにうららをもらってしまっても、マキシムスドラグマを出すことでドラグマ展開を行える

など、G以外の誘発をもらっても妨害を立てる事ができる可能性があります。天底の使徒という最強初動もありますしね
逆にデメリットは、素引きゴミのシャドールークが入ってしまうこと、EXを圧迫してしまうことなどですね。また、後手の場合、EXを使えなくなってしまうドラグマの特性上、相手の妨害をドラグマで踏むことができず、どうしてもpunkで妨害を踏んでからドラグマ展開することになってしまいます。
豊富な空きスロットを活用してまくり札をたくさん入れられる純構築と比べると、どうしても見劣りしてしまうかもしれません。
ただまあこれは混ぜもの構築全般に言えることなので、あんまり気にしてもしょうがないかも?勇者とかいう先攻でも後攻でも強い最強の混ぜものもありますが・・・

展開例

初動: セアミン+エクレシア(マキシムス)
結果: サイコエンドパニッシャー + 相手ターンアメイジングによる4枚バウンス + 相手ターンミドラーシュによる特殊召喚封じ + ナシワリによる1破壊 + 相手ターンフルルドリスによる1無効 + 2ドロー

こちらも上記の超雷パワーツール展開に負けず劣らずの制圧盤面をしくことができます。
ミドラーシュを出してしまうと、その後1回しか特殊召喚できなくなってしまうので、アメイジングドラゴンとフルルドリスのどちらか一方しか召喚できなくなってしまうことに注意してください
最終盤面にレベル8のマキシムスドラグマが追加されるので、ドラゴンドライブを盤面に残す必要がなくなり、サイコエンドパニッシャーを追加で召喚することができるのもポイントが高いです
シャドールークによる後ろの妨害を追加でき、相手が発動した効果を受けないサイコエンドパニッシャーが盤面に居座っているので、純punkで致命的だったサンダーボルトなどの全体破壊をケアすることもできます。
手札から飛び出てくるフルルドリスなども合わせて、色んな場所に妨害が散っているので、制圧盤面の強度としてはかなり高いんじゃないでしょうか


まとめ

以上、純punkよりの混ぜもの構築を3つ紹介しました。
正直デスフェニ構築以外は過剰制圧気味の構築なのですが、上ブレ展開としてこういった展開を行える構築は回してて楽しいのでぜひ使って見てください。punkの展開に縛りが一切つかない性質上、今回紹介したもの以外にも本当に色んな種類の混ぜものができるテーマなので、色々試してみると楽しいと思います。

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