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【株式投資】楽天グループは来年上げるか?【個別株レビュー】

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楽天グループの来年の予測(結論)

筆者個人的な見解としては、来年は上げると考えています。また、今は買いだと考えています
五年分の週足(上 一目均衡表、下 出来高)は下記となっており、雲も薄くなり、出来高も増えている。また株価下落もおおよそ下限なのか横ばいとなっており(ここからの大きな下落の可能性は低そう)、仕込み時&来年の上昇を見込んでいます。

楽天グループ 5カ年 週足

楽天グループの状況分析(分析パート)

業績推移

まず楽天グループ(4755)の決算資料(22年12月期)を確認する。ちょうど1年前の数字ではあるが、グループ全体では成長を続けており約1.9兆円の売上高となっている。ただ、決算短信で利益を見ると、営業利益は3,600億円強の営業損失となっている。(営業損失?という方に簡単に説明すると、本業でどれだけ儲けたか?を示すのが営業利益であり、営業損失は赤字ということ。ざっくり、営業利益=売上ー原価ー人件費ー広告宣伝費ー地代家賃 など業務に必要な経費差っ引いたものと理解してほしい)

楽天グループ2022年度通期及び第4四半期 プレゼン資料より
2022年12月期は営業損失が拡大

ただ、この赤字は楽天モバイルへの投資がかさんでおり、それを除くと1,774億円の黒字となっている(参考)。
つまり、楽天モバイルの赤字や先行投資金額次第でグループ全体の黒字/赤字が決まり、株価が上昇するか否かに直結すると見ている。

楽天モバイルはどうなのか?

では、楽天モバイルは好転するのだろうか?ここまで見た決算はあくまで約1年前のもの。この1年でどうなっているかが重要だ。では、まず最近の決算である2023年第3四半期の決算を見てみる。
ざっくりいうとまだまだ赤字ではあるが、赤字幅は縮小。契約者数は増加し、解約率は低下しいているという状況だ

以前赤字だが、赤字幅は縮小
解約率は低下
  • モバイルセグメントにおける当第3四半期の売上収益は887億円(前年同期比5.0%増)と増収を実現。Non-GAAP営業損失は812億円と前年同期比364億円改善しており、2022年度第1四半期をピークに引き続き逓減傾向。

  • 「楽天モバイル」では契約者数増加とARPU(1ユーザー当たりの平均売上)が上昇したことにより、楽天モバイル単体の売上収益は557億円(前年同期比21.6%増)で増収。Non-GAAP営業損失は767億円(前年同期比351億円の改善)を計上。

  • MNOの契約数(個人・法人)は、当第3四半期の2023年9月末時点で522万回線(前四半期比41万回線増)、同年10月末時点(速報値)で542万回線となり、前月比19.2万回線増(注6)と純増加数が加速。

楽天グループの株価予測

2023年通期決算は2024年2月14日に公表予定である。おそらくここでも2000億円~3000億円の営業赤字は計上されるであろう。着目は楽天モバイルの収益改善状況だ。楽天は2024年に800万契約から1,000万契約とし黒字化するすと公表しており、2023年9月末では500万契約であることを踏まえると、この数値がどこまで伸びるか?が焦点となってくる。もし契約者数減少なんてあれば株価は下落し、順調に増加すれば株価も増加に転じる可能性が高い。
ただ、これまでよりボロボロであったときから株価は概ね横ばいとなっており、ここから更に例えば半値まで下げる可能性はかなり低いと見ている。
一方、上昇余地は大きいと見ており、2倍(1,200円程度)、+50%程度の利益が見込める900円前後まで戻す可能性までは十分あると見ている。
よって私は楽天グループ(4755)は買い時が来ていると分析している。仮に来年でなくとも再来年には2倍強を狙える銘柄だ。

楽天グループ 週足 5カ年


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株式投資を初めて10数年たち、私自身有料のメルマガ等購入し「イマイチだな・・」という経験をしました。NISA、新NISAで投資デビューする人が増える中、そういった人をカモに情報商材を売りつける輩もいます。そんな輩に騙されないよう、私の学び、経験を発信していきます!