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【株式投資】2024年第一週レビュー Appleは買い?【新NISA】

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今週のレビュー

新年初週、如何でしたでしょうか?
日経平均は大発会は下落で始まりました。ニューヨークも2日に3指数揃って下落、その後も上値が重い展開が続き、今週は下落となりました。
今回の震源は米国ハイテク株、特にAppleです。マイクロソフト、アルファベット等も下落しており、この影響で人気の投資信託(eMAXIS Slim 全世界など)も下落しています。

日経平均株価 日足 1ヶ月
NYダウ 日足 1ヶ月

Appleに何があったのか

下落のきっかけ

大手金融機関の格下げが原因となっています。まずは英金融大手バークレイズに続いてアップルの投資判断を引き下げました。それに続き、米国の投資銀行大手パイパー・サンドラーも投資判断を引き下げました。これを受けAppleの株価は年初から5%ほど下落、昨年末高値の200ドルと比較すると10%弱下落しました。

Apple 株価 日足 6ヶ月

投資判断引き下げ理由

格下げ理由には大きく2つある。
1つ目は総売上の50%強を占めるiPhoneの販売台数の伸びへの懸念があり、iPhone16も同様に伸び悩むだろうという懸念。2つ目は中国市場における景気減速にともなう需要の低迷だ。iPhoneの出荷台数で中国は米国に匹敵する市場であり、足元では米国を抜き中国が最大の市場となっている。その中国での景気減速が懸念されている。
では、このままAppleは減速するのだろうか?

Appleの今後

今までのようなiPhone、Mac、iPad等のハードウェアとしてはいったん減速するも、1、2年後に再び成長するのでは?と考えている。理由としては中国市場の回復(もちろん米中貿易戦争のリスクや台湾有事などの懸念もある)が近い将来あるはずだからである。このまま中国経済が低迷し続けるとは考え難い。(どこかに失われた30年と言っている国もあるが。。)
もう一つはインド市場の伸びだ。インドはまだAppleにとって米中程の巨大市場ではないものの、低迷してきている日本や欧州各国と違い、出荷台数を増やしている巨大マーケットだ。
ただ、個人的にAppleを押すのはハードウェアメーカーとしてのAppleではない。ハードウェアメーカーとしてはここ10年と同等の成長は厳しいと見ている。スマートフォンやPC市場そのものがグローバルで成長鈍化しているからだ。30年後にはコンタクトレンズ型デバイスが主流となり、スマートフォンは使われていないなんて予測すらある。ただ、Appleのブランド力・資金力があれば次世代デバイス戦争で大敗することはないと思われる。(モトローラ、Nokiaのような例にフィーチャーフォンの巨人がスマートフォンへの変化に対応できなかった例ももちろんあるが)次世代デバイス派遣争いで欠かせない機能の一つにAI開発がある。

AppleのAI開発

AppleにAI開発のイメージが無い人のほうが多いと思う。実際に今はグーグルやマイクロソフト(オープンAI)がリードしており、SiriもChat GPTやGoogle Bardがある今となっては古さすら感じてしまう。だがAppleも何もしていないわけではない。ティム・クックが独自の生成AI開発を認めており、1日に数億円投資しているAI開発のため出版社と交渉中というニュースすらある。また、iPhone16ではSiriに生成AIが実装されるいう噂も。
これを踏まえると、私は今年や来年にでもAppleが示すAIとデバイス(スマートフォン)の融合が見られるはずであり、Appleのブランド力で示すことは業界に大きな影響を与えるはずだ。
その時、AIベンダーとしてAppleは再び成長軌道に乗ると考える。その時はもちろんグーグル、マイクロソフト、その他AIベンダーとの戦争であろうが、世界をリードするテックカンパニーの一角に残るであろう。
よって株価の下落具合を見つつ、ポートフォリオにAppleを組み込み、今後数年内の大きなキャピタルゲインを期待してたい。


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株式投資を初めて10数年たち、私自身有料のメルマガ等購入し「イマイチだな・・」という経験をしました。NISA、新NISAで投資デビューする人が増える中、そういった人をカモに情報商材を売りつける輩もいます。そんな輩に騙されないよう、私の学び、経験を発信していきます!