【ゲームの話】FFXVIを始めた

準備

 昨年の発売と同時に購入して以来眠っていたFFXVIをようやく開封。ちなみに買っておいたPS5も1年の時を経てようやく開梱できた。コントローラが思いのほか重く感じて驚く。(普段Switchのプロコン使いのため、だいぶ重みが違うように思う)
 PS4のアップデートでいつも悩まされていたため、PS5もそれなりに初期設定に時間がかかることを覚悟していたが、思ったよりもスムーズに開始することができた。
 うわさに聞いていたマルバツボタンの逆転に苦戦しながらも、久々にテレビに向き合ってゲームができるとあって高揚した気持ちで臨む。

 筆者、ホロリスのため、ホロメンの体験版プレイを見て序盤は履修済みだった。とはいえ半年ほど前の記憶になる。ぼんやりと記憶を思い返しながらプレイを開始した。

開幕

 筆者、子育てに翻弄されるあまり精神摩耗がひどい自覚があり、感受性が鈍っていないか心配していたが、次第に世界観にのめりこむ感覚を感じてうれしくなった。RPGは、その世界への没入感を得られるという点で、大好きなゲームジャンルだ。(まあそもそもRPGしかほぼやったことがないのだけど。)

 OPがどんなのだったか、これを書いていてすでに思い出せないことに気が付いた。どんなだったっけ。。本当に記憶が危うくて困る。
 そうそう、召喚獣バトルがあった。画面がだいぶ暗く感じて、視力の弱い自分にはちょっと厳しいかもと思う。
 子供のころ、父がよく筆者のゲーム画面を見て「画面が暗い」と文句を垂れていたことを少し思い出した。これが老化か。。。
 洋画を思わせる暗さだなこれ、と思いつつ、クライヴの操作が始まった時、とりあえず真っ先に画面の明るさを上げたのだった。

 パッケージ衣装ではないクライヴが仲間(?)と移動しはじめる。シヴァのドミナントの暗殺と聞いて「ん?」と思いながら(公開情報はチェックしていたから、シヴァのドミナントは知っていた)も、仲間を追いかけて進んだ。最近のゲームは全部マップ頼りで歩いていたから、マップ指示のない操作に少し不安を覚える。
 この時点ではとりあえずマルバツのキー設定を逆転して操作していたが、最終的にゲームのデフォルト設定のままの方が筆者の頭が混乱しなさそうだな、と観念して、元に戻した。慣れるしかない。
 クライヴについては、「意外に若いな」と感じた。(パッケージのビジュアルが出て以来、声優の中村悠一さんと揶揄されていたイメージがずっと離れなかったことは内緒だ)
 パッケージの印象か、疲れたおっさんのようなイメージを抱いていたが、よくよくみると綺麗な面立ちをしていて、その上に野暮ったい髪型がのっかっているという風貌は、お貴族のおぼっちゃまが没落したらこんな感じだろうな、としっくりくる感じがした。筆者、ひげ面があまり好みではないのだが、これはこれでいいことにしよう。

 どうやら2つの勢力が争っているらしい戦いのさなか、お偉方が集まっているらしいシーンが始まった。この時点で、なんとなくロードオブザリングを思い出す筆者。筆者のファンタジー戦記物のイメージは、ロードオブザリングなのだ。子供のころ見たきりだから、あんまり覚えてないけれど。
 キャラクター設定も公開情報はさらっと見たけど、煙管のお姉ちゃんもドミナントなんだっけ?忘れたわ。と思いつつ、タイタンを宿すおっさんといちゃいちゃし始めて「おお」となる。洋画じゃん(すぐそれ)。でもこの姉ちゃん食わせ物っぽいなあと思いながら次へ進む。

 戦場ではシヴァとタイタンの交戦が始まった。召喚獣バトルの前では人間は無力なんだな。今回の召喚獣は戦闘兵器っていう立ち位置なのだろうか。
 タイタンが巨躯なのに比べてシヴァはだいぶ小さいけど、それぞれの召喚獣の特徴が出てるな~って感じがして好み。シヴァのベースがジルであることは情報として知っていたので、従来のシヴァよりはだいぶお嬢さんぽい印象を受ける。
 クライヴたちは雹どころではない氷塊と岩の雨に見舞われながら進むことに。仲間らしき人がやられて、クライヴも昏倒。回想シーンへ。

回想

 13年前。始まっちゃった、と思う。ここはよく覚えてる。体験版だとここの回想シーンで終わるので、現在のクライヴよりこっちの若いクライヴの方が印象が強い。
 弟のジョシュア、謎にかわいく感じる。筆者、ショタ(失敬、少年)は基本的に性癖として刺さらないはずなのだが。なぜだか異常にかわいい。子が生まれたから母性が刺激されるのだろうかと思う。この後の展開も相まってすでにつらく感じる筆者である。
 クライヴとジョシュアの兄弟愛、本当に美しく描かれている。お互いがお互いを大切にしているのがよく伝わるから、嗚呼やっぱりつれえわ、と思いながら戦闘チュートリアル。設定はストーリーフォーカスにしてあるので多分楽なんだけど、アクションRPGが本当にへたくそなので大丈夫かしらと不安に思っている。
 チュートリアル中、ちらちらと青い光が後ろに見えていたので、操作できるようになってからうろうろ周りを探索したらやっぱりあった。マップは隅々まで探してしまうタイプだ。
 NPCは話しかけられるタイプと、近くによると会話が聞こえてくるパターンがあるみたい。いろいろ聞きたくなってうろうろする。ジルがトルガルを抱っこして付いてくる。ごめんねあちこち走り回って。挙動不審だよね。

 母君はクライヴに完全塩対応(屋敷で女官たちに言い含める会話が聞き取れるけど、クライヴのことは完全スルーなのである)だけど、父君はクライヴのこともかわいがっていそう。息子に耳打ちする姿はちょっとやんちゃな感じだ。脳内でもはやロードオブザリングのイメージがついてしまっている筆者には、父君は人間の王様に見えた。
 いやしかし屋敷の中暗いな!?明るさMaxなのに。部屋に戻るのに一瞬迷子になった筆者であった。
 フェニックスが宿らない嫡男、という響きで、母君がクライヴに冷たい理由は想像がつく。母君は超血統主義なんだよな。父君はフェニックスを継承してないけど先代が倒れたせいで大公をやってるっぽいから、基本はフェニックスを宿すものが家督を継ぐんだろうな。
 ここでも流れる父母のシーンも、洋画じゃん(すぐそれ)となる。男女の絡みの見せ方が、日本のRPGではあんまり見ない感じがして物珍しい。

 ジルとクライヴのシーンで、クライヴはもうすでに多分ジルが好きなんだろうなと感じる。街中を歩いているときも、「輿入れが近い」って話してるNPCがいた。多分二人のことなんだろう。
 体験版を見た時点では結局ジルが何者なのかわからなかったので、どういう感情か読み取れなかったのだが、公開情報を見て血のつながった兄弟ではなさそうということはわかったので、この夜のシーンはもどかしいシーンなのね、と後で合点した筆者である。
 ちなみにホロリスの筆者、本ゲームは自分でプレイするつもりなので発売以降は極力情報を拾わないようにしていたが、ホロメンの切り抜きを日常的に見ているせいで結構致命的なシーンを一部すでに見てしまっているのであった……。
 どうしてもファーストインパクトを大事にしてしまう癖があるが、そろそろこのこだわりも捨てたいものだ。

 夜が明け、父君とジョシュアはフェニックスゲートへ出立、クライヴは父君から任された調査へと赴くことになる。
 アンブロシア、かっこいいね!白チョコボ、多分白馬的な立ち位置なのだろうけど、かっこよくていい。ちなみにFFXIIで白いチョコボにぼこぼこにされたことがある(トリックスター?だっけ)。FFVIIでもくすぐりどころを間違えるとぼこぼこにされる。
 でもチョコボのことを平然と「馬」って呼んでるシーンがあって少し笑ってしまった。でも、動物そのものを指すのではなく、騎乗するもののことを「馬」と定義しているのだろう。バイクのことを鉄の馬と呼んだりするし。

 お供二人を伴ってクライヴは父君に言われた何とかというところへ。(もう忘れた。マジですぐ忘れる)
 チュートリアルを経ての最初の実戦だ。もっとボタンを落ち着いて推したいのだがどうしてもガチャガチャしてしまう。最近のRPG、アクション要素が強くなってきてるから、この先ついていけるか心配な筆者である。(せめてFFVIIリメイクシリーズは完結するまで追いかけたい。)
 ゴブリンとの戦闘を複数回こなし、モルボルと交戦して終了。最適な攻撃がわからずひたすらぼこぼこ殴ってしまう。コンボとか技をちゃんと覚えたほうがいい感じなのだろうか。とりあえず回避は示唆が出るので助かる。

 フェニックスゲートの夜のシーンへ。
 ジョシュア、おそらく自分がお飾りなんじゃないか、みたいな感覚を持ってるんだろうなって感じる。兄を尊敬する傍ら、劣等感もあるのでは。対してクライヴも、弟が大切なのはまぎれもなく本心だろうけど、フェニックスを授からなかった自身に対する劣等感っていうのがあるのかなと想像してしまう。お互いを羨望する部分もあるのだろうな。

 ところでトルガル、かわいいね。本当にかわいい。筆者、狼が好きなので本当にトルガル、生まれてきてくれてありがとう。(拝)

 夜中の荷馬車のシーン。これ洋画でよくあるやつ~。(またか)
 夜襲を受け、操作はジョシュアへ。この子、一応操作できるけどチャージ魔法だけみたいだな?一発ずつしか打てないみたい。お供が残ったのを削ってくれる設計になっているのだろう。体が弱いんだもんね。しんどそうだ。
 いよいよ地獄が始まる。ああ、、、あともうちょっとだ。

 ジョシュアとクライヴ、父君、将軍が無事合流。ジョシュアと父君が先に脱出することになって、ジョシュアに父君を任せるクライヴ。
 この言葉がしがらみになっちゃうのがまたつらいよなあ。泣きそう。
 父君が目の前で殺されるってだけでも相当な心的負担なのに。でもワンチャン、フェニックスなら蘇生可能だったのだろうか。

 フェニックスvs謎の炎の召喚獣(イフリートだよな?)の戦いが開幕。
 回避コマンドが炎のエフェクトと絡まってて見づらい。あと地味に早いな。筆者の反射神経の遅さを試さないでほしい。
 フェニックスがイフリート(仮)に食い殺されるの、絵面も辛いが、不死鳥が堕ちるってことがまた辛く感じる。
 兄弟の慟哭を聞いて、筆者は少し涙ぐんでしまった。ここのシーンは履修済みだったのに、自分でやると全然気持ちの入り方が違う。完全に熱中していた。

 この後、母君が後始末の連中と話してクライヴは助かるけど、お供2人と、将軍と、父君は絶望的なんだろうな。生きてても始末つけられてそうだし、そもそも炎の召喚獣バトルの時点で燃え尽きちゃってる気もする。
 ジョシュアも「フェニックスが死んだ」って言われてたから死んでる、んだろうけど、筆者の中では生死不明の印象。そもそも不死鳥のフェニックスが「死んだ」と形容されてるのがしっくりこない。代替わりはするみたいだから、ドミナントは普通に寿命とかで死んだりはするんだろうけど。
 そういう意味でいうと、「召喚獣が死ぬ」ことを指しているのか、「召喚獣を宿したドミナントが死ぬ」ことを指しているのかも疑問な気がしてきた。普通に考えたら後者だろうけど。

 アンブロシア、、、アンブロシアも死んじゃったよね??(泣
 主人を助けて負傷したお前はかっこよかったよ、、、

回想終わり、現在へ

 回想が終わり、クライヴが目覚めた。さっきからワイバーンって呼ばれてるけど、記号的な呼び名なのだろうか?
 みんなの左頬についてる痣?入れ墨?は、回想の時にクライヴが声かけてた人と同じだから、多分奴隷なんだろう。カタカナの名称、思い出せない。筆者は単語を覚えるのが遅いのである。

 シヴァvsタイタン戦はいったん落ち着いた様子。一行はシヴァのドミナント暗殺の作戦を継続するようだった。一人はさっきの落石で落命。守れなかったって言ってたから、それきっかけで過去を思い出しちゃったんだろうな。
 隊長格っぽい人の声、多分好きな声優さんだけど名前が思い出せない。人の名前を覚えるのも遅いのである。困ったことに。

 移動すると、ちょうど鉄王国?なる一行を視界に納める。引っ立てられて歩いている人がいて、どうやらそれがドミナントとのことらしい。強いられて戦ってるんだということがわかってちょっと安心した。(筆者、シヴァがジルなのはすでに知っているので。)

 このまま特攻を仕掛ける一行。
 シヴァのドミナントは、奴隷の子供を盾に変身を迫られる。いや、さすがに変身されたら太刀打ちできんやろ、と思ったら、剣を渡されお前がやれ、ということになったらしい。
 そのままシヴァのドミナントと交戦。
 RPGはテイルズなんかもやるけど(やっぱり下手だけど)、人型の敵の方がやりづらい。だってあたりが小さいので。本ゲームはワンボタンで敵の目の前まで瞬間移動するアビリティ?スキル?があるから楽で助かる。ロックオンみたいな機能はないのかな?あってもどうせ使いこなせないが。

 交戦終了後、クライヴはシヴァのドミナントがジルであることに気が付いた様子。ためらっていると、味方の一人がやられる。残った隊長格の人と一緒に敵を蹴散らすが、ジルを助けるというクライヴと、命令通りシヴァのドミナントを殺そうとする隊長は仲間割れ。再度交戦へ。
 さっき仲間が岩にやられるときに悔やんでたからそれなりに情があるのかと思ってたけど隊長はやっちゃうのね。ジルの方が大事だからなんだろうけれども。
 戦闘終了時に隊長の名前がティアマト?らしきことに気が付いたけど、竜の名前が使われてたりするのだろうか。岩で死んだ仲間のことも一瞬名前呼んでた気がしたが、忘れた。(まただよ)

 クライヴはジルと一緒に逃げようとするけど、また敵勢に囲まれて万事休す。ジルを抱きしめるクライヴ。多分自分の体で庇おうとしてるんだろうな。クライヴの性格がまだよく見えてなかったけど、ここらへんで、あんまり擦れた感じはなさそうだな、という感想を持つ。

 すると、そこへ落雷。今まで魔法らしき演出は青い表現だったけど、紫だ。絶対誰か割って入ってくるよなというメタ読みをしていたからやっぱり来たかとは思ったが、誰だろうな――と思っていたらシド来た~~~~!!!となり、興奮してしまう筆者であった。
 FFシリーズ、シドが出てくると喜んでしまうよね?
 ちなみに筆者が一番好きなシドはFFVII。

 あと普通にトルガルが出てきた。シドの飼い犬かのように。クライヴ、特に驚いた様子はなかったな。知ってたってわけではなさそうだけど。
 この後わかるが偶然シドのもとに流れ着いたっぽい。タフだねあんた。
 小さいトルガルもかわいかったけど、大きいトルガルもかっこよくていい。好きだ。
 ところで筆者は動物の中でも狼とフクロウが好きなのだが、回想シーンで伝令用と思われるフクロウが殺されててちょっぴり悲しかったのは内緒。悲しいね。。

 ちょっとだけタイタンの人といちゃついていた煙管のお姉ちゃんが出てくる。シドと因縁ある感じなのね。

 シドの乱入で窮地を脱したクライヴはシドの隠れ家へ。
 黒の一帯、というワードは開幕で少し出ていたけど、不毛地帯のことを指すみたい。でも多分、何かの原因で起こっている事象って感じのような気がするな。広がってるみたいな口ぶりだった気がするし。今後解明されるのだろうか。

 魔法も使えないらしい黒の一帯を根城としているらしいシドとともに、クライヴは隠れ家の中へ。
 中は空の一族(だっけ)?とやらの遺跡?らしい。これを書いてて思ったけど、フェニックスとイフリート(仮)が交戦した地下空間も空の一族の遺跡ってやつなのだろうか?そのあたりも何か回収があるのかなと想像する。
 黒の一帯のシーンはなんか薄暗い感じがしたけど、隠れ家の中は明るい。外が晴れてれば陽は入るようになってるのかな。それとも自然光じゃなくて、何か別の光源があるのだろうか。
 人もたくさんいて、クライヴと同じように奴隷の人もたくさんいるみたい。ちょっとした町という様相だ。
 シドは奴隷を助けたりしてるって言ってたけど、レジスタンス的な立ち位置なのかな。
 クライヴはシドに仲間になるよう誘われるけど、弟の仇を討つまでは考えられないと断る。やっぱ仇を討つっていう復讐心はあるのね。13年も復讐を心に決めているのだとしたら、もっと追い詰められた感があるのかなと勝手に想像していたのだが、隠れ家の会話イベントなんかを見てると結構柔らかい感じがあるから、そこは意外に感じたところである。
 クライヴはフェニックスとは違う炎の召喚獣を宿したドミナントを探してると言ってた。ということは、クライヴ自身はあのイフリート(仮)を自分だとは思ってないってことだな?
 確かに、人影のようなものが直前に見えてたし、クライヴはずっとやめてくれって訴えかけていた。自らの体の制御が利かなくて訴えかけているっていうシーンなのかと思っていたけど、そもそもクライヴとしては、2体の召喚獣バトルを外から見ているような感覚でとらえているってことなのだろうか。
 人影といえば、回想シーンでもう一人、フードの人物がいたよなあ。あれも気になるところだ。
 ジョシュアに助けられたって言ってたところも気になるな~~。うーん。何もわからん。(考察が苦手)

 仲間にはなれないというクライヴに、シドはとある提案を持ち掛ける。その誘いに乗って、クライヴはシドに同行して新たな目的地へ赴くことになるのだった――。
 というところで、本日は終幕。

 ここまでのプレイ時間は4時間程度。



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