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謝恩会の二次会


謝恩会の二次会は、オープンカフェのテラス席を貸し切って行われた。
しっかりとというか、流れ的にイケメンの横をキープし、他の顔見知りのお母さん達と、他愛のない話をして、盛り上がっていた。

二次会に来たメンバーのお母さんは起業してバリバリ仕事をしている人が多く、カフェ経営者のイケメンとも、経営についての話をしていて、雇われ看護師の私には、肩身が狭かったが、コミュ力を発揮して、会話の輪の中には、しっかりと入っていった。

カフェ経営のイケメンは、私が何気に1人ランチをするカフェも含め何店舗か経営をしていた。
時々、コーヒーについてなどのトークショーをやっていたり、アート作品の紹介などもしていて、話も面白かった。このまま、もうさよならだろうなと思っていたら、Facebookのフォローを頼まれた。
勿論、その集団皆んなで交換したので、下心なんてないだろうと、その時は思っていた。

もう一つ、面白いことに、その集団の中に、大吾の元カノもいた。一歳半検診の時に会って、校区が一緒で小学校も一緒になって、最初は、大吾にしか話しかけなかったのに、5.6年生になり同じクラスになったのをきっかけに、話しかけられて年上ということもあり、ちゃんづけで、呼ばれるようになった。

そのママ友は、料理教室と、アイシングクッキーのお店を経営していて、アイシングクッキーは、今では、歌舞伎座や、三越などでも販売されて活躍している。

そのママ友も含めFacebook交換をして、楽しい時間が過ぎていく中、イケメンと2人になる瞬間があって、あのママ友と、私の主人が、元彼元カノの関係なんですよーと話すと、すごく驚いていた。

確かにそうだよな、おそらく、大吾と知り合って、家に行った時に、冷蔵庫の中に食材や、調味料があって、丁寧に賞味期限をマジックでわかりやすく書いていたのは、彼女だったと思う。というか、被っていた時期もあったかもしれない、元カノと仲良くなるのも、なんか、私の人生らしい。

その後、イケメンの年上の地味な(悪口ではありません🤭)奥さんも合流してきた。おっとりした優しい口調でこういう人が落ち着くんだろうなーと思いながら二次会は終わった。

娘の時から9年間の小学校の生活が終わると一気に子供の成長が早くなっていく。
その事には、まだ気づかないまま、帰りは小雨が降る中、息子と仲良く相合傘をしながら帰った。

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