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青木の自己紹介

みなさんこんにちは!
東欧の国ジョージア🇬🇪の片田舎に住む
青木 勇斗26歳です。

日本を出国して2ヶ月になり物理的にも精神的にも余裕がでてきたのでnoteを始めてみました!

自分の目標までの道中だったり
ジョージアの文化で面白いと思ったことだったりをそこはかとなく書きつくろうと思います。

第1弾は例に漏れず自己紹介です✨

<略歴>

 東京農業大学農学部を卒業後、岡山県のワイナリーに2年、北海道のワイナリーで2年修行をしました。
 その後、ワインが生まれた所とされる東欧の国ジョージア、その中でもブドウの産地として名高いカヘティ州のアフメタという片田舎に本場のブドウ栽培と伝統的なワイン醸造を学ぶために移住してきました✨

北海道の畑にて


<目標>

 "自分のブドウ畑とワイナリーを持つこと"
これが第一目標です!
そのために日本で4年間修行し、ジョージアでも4年かけて学んで行きたいと思ってます。
 そして4年後の30歳になった時どこで自分の城を構えるのかを決めます!

カンツィと言われる山羊のツノでワインを一気飲み


ここまでで90%の青木をすでに理解したといっても差し支えないでしょう😂
ここからは1つずつ何でを説明していこうと思います!(少し長くなります)

<なぜ農学部だったのか>

 これは単純明快でスーツを着たくなかったからです!小さい頃はジーパンすら履きたくなかったし、今でもパリパリのワイシャツを着ると全てを投げ出したくなるくらい嫌です😅

中学は私服登校、高校はブレザーでしたが動きづらくなるのが嫌すぎて冬ですらワイシャツとセーターだけでした。
自分の動きを制限されることにこの上なく嫌悪感を抱いていました。

 幸いなことに小さい頃から、サッカー、水泳を習ってて野球は10年くらい続けてて体を動かすことは基本好きでしたので、大学進学後はスーツを着なくて体を動かす農業をしようかなぁとふわっと思い農学部へ進みました。

 この頃はブドウもワインも何も知りませんでした。ただ何となくジャガイモが好きだったのでジャガイモでもやろうかな〜とぼんやりと思ってました。

 当時は野球部で坊主頭だったのでジャガイモを育てたいと言ったらめちゃめちゃ笑われました😂


<なぜワイナリーの道へ>

 大学に入った時から何の農業をしたいか、それとなく頭の片隅では考えていました。
それこそカリキュラムの中に座学だけでなく色々な作物に触れる機会もあったし、自分でも友達の花卉農家やさつまいも農家にお手伝いに行ってました。

 その中でビニールハウスの中はやだなぁと感じたり草が一本も生えてない畑にどことなく違和感を感じたりしてて、ジャガイモに関して言えば北海道の様に広い土地で集約化を図らないと、6次産業化を進めない限り収益化は難しいとか色々、自分が嫌に感じること難しいことがわかってきました。

 そんな感じで過ごしている時に、何かの本でフランスのブドウ畑の写真に出会いました。なだらかな斜面にザァーっとブドウが列になっていて、ブドウの葉が黄金色に紅葉して美しい景色の写真でした。

 それを見つけた時にこれだ!と、この美しい景色の中で自分は働くんだ!と第6感がピーーンと反応しました。それが大学2年生の時でした。3年生になると各研究室に配属されるのですがもちろん果樹園芸学研究室に入りました。

 3年生にもなるとバイトしてお金もそこそこ貯まってたのでOGの方が働いていた山梨のワイナリーへお手伝いに行ったり、本を出していた長野のワイナリーにお手伝いに行ったり岡山へも行ったりしました。

 4年生の頃は卒業論文のために週一で山梨へ通ってました。もちろん自腹で笑。行きは高速で行って帰りは下道で帰ってくるというのを週一で繰り返してたのは元気がありあまってましたね😅

 色々とお手伝いをさせて頂いた中でご縁があった岡山のワイナリーで働かせてもらうことになりました。

 何か美味しいワインを飲んで感動を受けてワイナリーで働き始めるというのは王道のパターンなのですが、自分はどちらかというとワイン用のブドウ畑が美しかったから働き始めたというパターンでした。なのでこの時もワインのワの字も知りません😂

<なぜジョージア🇬🇪なのか>

 そんなこんなでワイナリーの道に進んだは良いものの、あまりワインへの興味が湧きませんでした。もちろん勉強のために色々飲んだり飲ませてもらったりして何となく好きな系統がわかってきてました。

 その頃、やっぱり何かを勉強する時は歴史からかなぁと思い調べている内にジョージアがヒットしました。
 それまではジョージアといえばアメリカのジョージア州または缶コーヒーしか頭になかったので興味をそそりジョージアについての本を読みました!


「なんじゃこりゃあ!!」



ジーパンが嫌いだった私もこう言わざるを得ませんでした、、、
 今までの概念としてはワインは機械で絞りステンレスか木か、たまにコンクリで出来た入れ物で発酵させ貯蔵していくもの、全て地上で完結していくものと捉えていました。

 しかしジョージアの伝統的な仕込み方はサツナヘリ(*1)というほぼほぼ丸木舟のようなものにブドウを入れ、足で踏み潰して、その液体は地面に埋まっているクヴェヴリ
(*2)という甕に直接注がれ、そこで発酵が始まるというものだったのです。

 ここでもピーーーンと直感センサーが働き、これだと、こういう事がやりたいんだと強く思いました。そう思ったら後には引けません。

 日本でもこのクヴェヴリがあるワイナリーはないのかと探して、北海道にあるとわかってからは早かったです。すぐさまメールして修行させて下さいと直談判。すると先方の方もまずは話をしましょう北海道に来て下さいとオフシーズンに会う事が決まりました。  

 色々とタイミングが良かったみたいでお話をした後、2年間の研修を受け入れますとメールが届き運良く働けることになりました!

 後で聞いた話ですが、そのオーナーの方の周りでは、知らない若造をよく受け入れたねと心配されてたそうです😅
 遅ればせながらご心配おかけしました笑

 そうして、念願のクヴェヴリとの対面を果たし感動と洗うこと管理の大変さを覚え、いざジョージアへ🇬🇪

 もちろん働く場所は決まってませんでしたが行くことだけは決まってました笑
その道のりを書くと長くなるので、ここでは割愛させて頂きます。

 まぁなんやかんやありまして現在ジョージアの片田舎のワイナリーで働いています!
ジョージアに来て1ヶ月で本場のクヴェヴリを洗いあげました✨
北海道で2年間クヴェヴリを洗い続けた成果が出たのかジョージアのワイナリーのオーナーには筋が良いねと褒められました😁

*1サツナヘリ
*2クヴェヴリ 2000Lのクヴェヴリ洗浄時

 以上が自己紹介となります。
自分のブドウ畑とワイナリーを持つまでのストーリーをnoteに記せて行けたらなと思い始めました。
 これをきっかけに青木の事を知ってもらって応援して頂けるとすごく励みになります!

ここまでお付き合い頂きまして
ありがとうございました!

また次回の投稿をお待ちください!
დიდი მადლობა

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