ハービーハンコック 「TAKIN' OFF」


Jazz Pianistのハービーハンコックのデビューアルバム「Takin Off」を紹介します

ハービーハンコックは、1940年生まれの現在81才

アカデミー作曲賞や、グラミー賞、グラミー作曲賞をいくつも取っている大御所でもあり、Jazzからフュージョンへも転身し、どの時代でも活躍の場にいるすごい才能の持ち主です

特に、彼の音楽の作曲の才能は、独創性があり、また、バラエティに富んでいて、その才能はこのデビューアルバムからも、漏れ出すが如くのバラエティさと独創性がある

なので、このアルバムは、彼が21才の時に作られ、彼の代表作もいっぱい入っています

今も語り継がれる名盤であり、大好きな曲がいっぱい入っています

まずは その中から「スリーバックスフル」

いかにもJazz!!って感じのトランペットやサックスがしっかりキメを決めてくれ、また、そのサウンドは、薄暗い店内で、大音量で聴くのが似合いのサウンドでもある
個人的にもフリージャズ的要素もあり、この程よい感じの暗さもJazzの大御所達のハートを射止めたのでは!?と思えるサウンドです

これで有名になったといってもいいほどの曲「Water Melon Man」
この「Water Melon Man」は、ハービーハンコックが、少年時代に聞いてた、シカゴのスイカ売りの口上にインスパイアされて作った曲と言われています
音楽評論家のレナードフェザー曰く、「ゴスペルから強い影響を受けた1節形式の曲」と言われています

今までのジャズのスタイルとは違い、メロディや伴奏、イントロが強烈な印象を生んだ名曲で、その後の名曲をいっぱい生み出したハンコックの行く末を暗示するかの如く、強烈なインパクトを与えた名曲です

「ドリフティン」
日本語訳で「横滑り」という単語の曲名ですが、キメの部分がめっちゃ決まっていて、明るいサウンドで、ゆったりとした感じでもあり、ある意味、スカスカの演奏ですが、それぞれの持ち味が生きていて、とってもカッコいい曲になっています


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