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もちろん特定郵便局長は、かんぽ生命に加入しているよね?衝撃の事実!!

街中の郵便局のことを、特定郵便局と
言ったりします。

特定郵便局では、切手や郵便物の取り扱い
だけでなく、

主に日本郵便の社員さんが、
ゆうちょ銀行の定額貯金や、かんぽ生命の
保険商品を販売しています。

入り口とかに書いてあるのですが、
日本郵便という会社が、

分社化、民営化後の会社としてのゆうちょ
銀行やかんぽ生命から、それぞれの商品の
取り扱いの委託を受けているのです。

そのことによって、民営化前と同じような
感覚で特定郵便局でも貯金や保険の
取り扱いがあるのです。

だったら、何のための分社化、民営化だよ!?

と突っ込みたくなりますが、今日のところは
それはさておき、

今日は、不動産投資が大好きな、とある
特定郵便局長が購入している商品のお話し。

まずは、この郵便局長の基本的な考えですが、
投資を推奨しています。

拠点である郵便局の本局以外で、つまり、
住宅街の中にあるような特定郵便局で
投資信託の販売までできるのは、

極めて数が限られていて非常に珍しいの
ですが、

この局長の特定局は、静岡市内でそれが
認められている数少ない郵便局です。

この局長、かなりやり手で、不動産投資が
大好きです。

イメージですが、借金を3億円とかして、
不動産収入が毎年1,500万円、
返済が1,000万円みたいな感じです。

で、この局長と保険理論の話しになった
のですが、

かんぽ生命も含む保険の期待値が40%
程度で、県民共済は85%くらいであること、

そして保険とは、

株式や債券などの投資と比べて、
お金自体が働いたりして、その総額が
増えたりすることはなく、

(仮にあったとして、その多くが保険会社が
ほとんどを持って行く仕組みで、)

健康な人のお金が不健康な人へ移動する
というギャンブルである。

つまり、一定期間(契約期間)に人が
死ぬか死なないか、入院するかしないかを
賭けているギャンブルである。

ということについての共通認識は
得られました。

流石は金融のプロです。ここを否定は
しません。同意の一択です。

でも、局長の立場としては保険を
お客様に売る立場ですから、

かんぽ生命、まあ、年輩の人ですから、
昔の簡保も含めて、当然、かんぽ生命に
加入していると思うじゃないですか!!

しかし!!

この不動産投資が大好きな北矢部局の
局長さん、

かんぽ生命の商品を全く買っていない、
と仰るではありませんか。

「かんぽなんて入るわけないじゃーん!!
だって損だもん!!!!」
と、とてもあっけらかんとして言います。

それどころか、

インデックスタイプの投資信託を毎月コツコツ
買っていれば、保険なんかよりも遥かに万が一
への備えとして機能することまで語り始めます。

では、万が一への備えとして、
何を買っているか、どこに加入して
いるかを質問しましたら、

なんと!

県民共済!!!!!!

いや~、これには参りました。

確かに、備えとして保険に加入するなら、
県民共済を私もおススメします。

余程、公務員や弁護士といった、
極めて事故率、病気率の低い人たちの
団体向けの保険(保険料がありえない
くらい安い)でない限り、

つまり、普通の一般的な庶民なら、

おススメとしては、県民共済一択です。

なぜなら、さきほども書いた通り、
期待値が最も高いと思われるからです。

だから、万が一への備えとしての
県民共済への加入は、経済的な観点や、
金融的な観点からの合理性は、
めちゃくちゃありまくりです。

それでも参りましたね。

一応、郵便局の局長じゃないですか。
かんぽ生命に加入していると思うじゃない
ですか。

しかし、全く加入していない、買っていない。

つまり、この静岡市内の特定郵便局では、

・どうしても入る必要があるなら県民共済で
十分であること、

・かんぽ生命に入ると県民共済よりも損を
することを知りつつ、

お客様にはそれらを隠しながら、かんぽ生命を
売っているんです。

人生をどう生きるか自体は個人の自由ですから、
県民共済に加入する自由は誰にでもありますし、

別に、かんぽ生命に加入しなくても、
特に何か法に触れるということでもないです。

それでも、
一応は、かんぽ生命「にも」加入しておけよ!!

だって、自社商品なんだから!!
自分で買えないものを、人に売るなよ!!!

と、思わずにはいられませんでした。

余談にはなりますが、

金融のプロの特定郵便局長、しかも、その中
でも投資に詳しいプロ中のプロでさえ、かんぽ
生命など民間生命保険会社の商品は買わずに、
県民共済に加入しているという事実は、

民間の生命保険は、多くの場合で、
圧倒的に損なギャンブルである。

という事実が、自社商品を取り扱う
当事者によって証明されたようで、

私の今までの勉強や周囲へのアドバイスが
正しかったということでもあるので、
私にとっても大きな自信になりました。

それにしても、とても驚きました。
個人的にも、人間観察としても、とても勉強に
なりました。

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