コウテイペンギンめっちゃ可愛い。
こんにちは、佐藤です。
突然ですが、皆さんは動物はお好きでしょうか。
私は、普通。
犬とか猫みたいな小動物が愛嬌振りまいてたらひとまず愛でるけど、
別にその程度。
わざわざ動物と触れ合いに動物園や猫カフェ、ペットショップに出向いたりするほどではない。
なんだけど、皇帝ペンギンだけは特別カワイイなと思ってるのよねぇ。
爆弾みたいに膨れたずんぐりむっくりの動態と、泳ぎに最適化された流線形のギャップが、独特の愛らしさを演出していますよね。天然のマスコットキャラみたいな。
泳ぐのは得意なんだろうけど、あえて氷の上を、重心を下に保ち、起き上がり小法師が横に揺れる要領で体を左右に振り、羽(フリッパーと言う)をパタパタとはためかせバランスを取りながらよちよちと歩く姿、もうシンプルに馬鹿みたいでかわいい。
アホ。
彼らの内の一部は知恵の実を手にしたようで、己らの愚かに見える振る舞いに恥を覚え、地上での新しい移動手段を編み出したようです。
「腹滑り」
何考えながら滑ってるんだろうね。
引き続き愛嬌を振りまいてくださると嬉しいです。
もうね、彼らの一挙手一投足がね、人間のかわいいと感じる脳神経回路にチューニングされてしまっているのよ。
これはある意味呪いととらえることもできる。
彼らはただ生活しているだけで、望もうが望むまいが、図らずとも人々の愛情を引き寄せてしまう、呪い。
南極の厳しい環境に適応していくうちに身に着けた、自己流のバレエダンサーのようなその奇跡的な動きは、我々の心を温かく包み込み、喜びに満ちた微笑みをもたらすのです。
このデザインを生み出した神に拍手を送りたいです。
グッドデザイン賞オブザワールド。
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