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【読書記録】高橋宏和『あなたの夢を叶えもん~1つの事実に、無限の解釈~』【もし今日生まれたとしたら、何がしたい?】

某猫型ロボットさながら、「魔法のアイテムであなたの夢を叶えます」…
そんな”叶えもん”があなたの元にやってきたら…。


量子力学から引き寄せの法則を説明した内容です。
どうにもスピリチュアルになりがちな引き寄せの法則を、「ああ、そうか」と納得がしやすくなっていると思います。
”叶えもん”がやってきたとしても、結局行動するのは自分、夢を叶えるのは自分。
”叶えもん”がいなくても、夢は叶えられる。
2023年最後の日にこの本を読んだこともまた運命、そう感じます。
2024年は私も夢を叶えていくと決めました。

心に残った部分を引用します。

何度も言うように、この世はあいまいで分からないことだらけってことや!
(中略)
ただな、このあいまいさゆえの希望もある。あいまいさゆえに、なんでもありえんねん。
今起きている現実は、あらゆる無限の可能性の1つの出来事に過ぎへんってことや。つまり、お前には無限の可能性があるってことやねん。

p.38

すべてのものを素粒子だと思って周りを見渡してみ!そのすべてがひとつながりの海みたいなもんやと思うと、なんかいろいろどうでもよくなってこーへんか?全部お前と別のもののようで、一緒のものなんやから。

p.41

この世には失敗はない。すべて成功に近づくための経験なんや。

p.58

自分は不幸だと思い込む(不幸な自分を観察する)と、実際に不幸な自分っちゅう現実が現れて、維持される。
自分は貧乏だと思い込む(貧乏な自分を観察する)と、実際に貧乏な自分っちゅう現実が現れて、維持される。
(中略)
「し、信じられない……」
「そう、信じてへんから、今ワイのしてるこの話はお前の目の前で【嘘】という名の現実を映しだしてる。逆にこれまでの科学者は、自分たちの仮説を最後まで信じきったから、それを【現実】として証明できたんや。
お前は、自分が人間やと思ってるか?自分が男だと信じてるか?」
「……そんなの当たり前すぎて考えたこともないよ……」
「ほらな、それは無意識で信じられてるから、その現実が映しだされてるんや。せやから、頭で考えたり、念じたりするっちゅう時点で、裏を返せば、そのことを心底、信じられてないってことになるんや」

p.84~85

「お前は願いがある時だけその法則が発動するみたいに言うてるけど、ちょっと違うで。引き寄せの法則っちゅうのは、24時間365日、万有引力の法則のように毎分、毎秒働いてるんや」

p.91

この世界にはテレビやラジオと同じようにさまざまな電波が飛びかってる。
ほんで、意識のチャンネルをどの周波数に合わせるかによって現実が変わってくるねん。

p.105

手にいれたいものがあるなら、まずやることは、その「欲しいもの」に意識を向けることや。

p.111

「そや。脳科学的にも、お前が現実と思ってる世界も、結局は五感を通した電気信号が変換されたものだということが分かった。
量子力学的にも、見ている世界や触れている世界は、ほとんどがスカスカの空間であり、実体のない世界だということが分かった。
般若心経も言ってるで。
『この世は実体のない空』やってな」

p.132~133

ようやく気づいたようやな。事実は1つ、解釈は無限や。
人はな、同じ世界を生きているようで、人の数だけ、解釈の数だけ、見えてる世界が異なるんや。
(中略)
目の前の現実はな、目の前の人が”どう見るか”で、初めて”何者”かが確定するんや。

p.156~157

「アンパンマンがみんなのヒーローなのは、悪役のばいきんまんがおるからやで。悪がいなくなったら正義もなくなるねん」

p.173

自分を愛することができへん人に、人を愛することなんてできへんで。

p.176

「でも、不思議なんだよね。あんなにミポリンにむかついていたのに、どうして急に許せたんだろう」
「それは、お前の摩擦係数がゼロになったからや。ヒロは、カチンとくるのはどんな時やと思う?」
「それは相手にむかつくことを言われた時じゃないの?」
「ちゃうちゃう。全部、お前のせいや。お前の器が小さいからや。
(中略)
それにな、イラっとしたり、カチンときたりするのは、自分の器の小ささを相手が教えてくれてるってことやねん。自分の器が小さいからちょっとしたことでイラっとしたり、カチンときたりするねん」

p.187

ええか、この世には絶対的な正しさなんて1つも存在せえへん。『正義』や『善』なんていうんは、特定の誰かにとって都合の良い解釈にすぎへんのや。

p.191

貧乏人というのは、本当に”でも”という言葉が大好きじゃ。
じゃあ、やめるか?やめて、このまま給料をドブに捨てつづけるか?この傘には無限の可能性が眠っておるかもしれんのに。

p.210

「ここまで理解できたお前に質問や。
もし、コマに軸がなかったらどうなると思う?」
(中略)
「は、はい。
そりゃ、軸がなければ回転できないし、すぐに倒れてしまうよね」
「人間も同じや。
人生の目的や使命=軸がないと、何のために生きているか分からなくなるんや。
そうなると、あっちにふらふら、こっちにふらふら。宇宙の藻屑のように彷徨ってしまう。
お前も今、そんな感じやろ?」
(中略)
「で、お前がやりがいに思うことはなんや?」
「やりがい、やりがい……。
そんなこと最近考えてなさすぎて、もう忘れちゃったよ……」
「よし、忘れたんやな。ほんなら、自分にこんな質問をしてみるとええわ。
・自分にとって憧れの人は誰?
・もし自分が大富豪なら何がしたい?
・過去の自分は何がしたかった?
この3つや」

p.221~222

人が想像できるすべての未来は、その時点でこの宇宙に実在することになる。

p.236

夢を次々に叶える人はな、
『できる』『簡単にできる』『絶対にできる』『チョロい、チョロい』
っていう言葉をいつも口にしてるねん。
何事も『チョロい、チョロい』って言うてたら、次々と夢は叶っていくわ。

p.255

「このノートとペンを使ってお前の夢を書いてみ。
どんな夢でも次々と叶うで」
「すごい!そんな夢かな道具があるなら早く出してよ!」
「ただしな、このノートには特別な夢を叶える8ヵ条の決まりがあるんや」
(中略)
ルール1.主語を明確に書くべし。
ルール2.完了形で書くべし。
ルール3.肯定形で書くべし。
ルール4.できるだけ明確に書くべし。
ルール5.期限を明確に書くべし。
ルール6.叶って当たり前だと思ってオーダーするべし。
ルール7.書いた夢が期限までに叶わなければ、もっと良い夢が叶うと思うべし。
ルール8.書いたら見えないところにしまっておくべし。

p.260~261

夢を最短で叶えるためには、思ったことをすぐに行動に移すことや。先延ばしせずに思いついたら即行動する習慣を身につけてみ。すると潜在意識がクリアになって次々と引き寄せが起きるで。
もしそれが難しいようやったら、自分に問いかけるマジカル・クエスチョンを教えたるわ。
 ①今、最も叶えたい夢は何ですか?
 ②その夢を実現するために今すぐできることは何ですか?
(例:夢=サッカー選手になりたい→今すぐできること=サッカーボールを買う)
こうやって、どんどん夢を細分化していって、今の自分でもできることまでハードルを下げたんねん。そしたらすぐに動きだせるやろ?

p.289


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