鳥類学者の筆者による、鳥にまつわるお話がたくさん載っています。
タイトルはツンツンしていますが、中を開けばデレデレといった感じでした。(鳥大好きみたいですが、どこからこのタイトルが…?)
鳥や島、植物や動物、知らない知識も盛りだくさんでしたが、著者の独特な文章の作り方もこの本の面白さの一つです。
学者さんって、思ったよりアウトドア…な現実も、スリリングな体験もこの本1冊で楽しめます。
印象に残った部分を引用します。
学者先生の調査の様子は、さながら冒険者のようでした。
何の仕事でも体が資本なのだな、と感じるものがありました。