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第11回_片倉は灰色の季節を恐れている_2024.0225

片倉洸一の耽楽的音声記録
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2月の3連休を怠惰に過ごす
近況
・灰色の2月の3連休から
・退職後の有給消化
・古情さんがまた引っ越し
映画感想
・「ボーはおそれている」鑑賞―片倉的「王道」を求めて
・ホアキン版「ジョーカー」からヒーロー系、なろう、異世界転生系忌避感情
・アリ・アスターの「好き放題」は思ったほど映画を破壊してない
・映画3本分の満足感があって思ったより良かった…
・片倉的注目点―まさかの「A Thousand Miles」に爆笑

第5回耽楽的楽曲紹介 「灰色の季節」を表した曲を求めて
https://editor.note.com/notes/n27761dc559aa/edit/
・「灰色の季節」について―1月中旬以降の代わり映えのしない憂鬱な季節
・大学院生時代の思い出―論文以外に時間経過がない時期
・こういう季節を描いた曲はないのか?―晴れと雨の曲はあっても曇りの曲がないのはなぜ?
・片倉式「灰色の季節」楽曲の条件
 展開がありすぎてはいけない
 灰色で憂鬱な雰囲気が欲しい
 かといってアンビエント系は×

1 Giles Corey「Hinterkaifeck」(2013)
・2013年以降活動不明なアーティスト「自殺、歴史、幽霊をテーマにしたアコースティックアーティスト」
・初見では意味不明なタイトルと歌詞のネタ明かし―昔々ヴァイマル共和国で…

2 8th Wonder「徒然なる街に」(2009)
・初めてまともにラップに触れたアーティストが8thで良かった、という経緯
・「詩を書く焦燥」というテーマの一貫性と文芸性の両立
・「徒然なる街に」―3人の詩人が言葉を求める日常
・片倉のリリック朗読と感想
・MC3人のその後―若手と関わるFake?批評家になったMASASHI、消息不明のKSK 音楽が最優先事項ではないアーティストはカッコいい
・「灰色の季節」に最も近い曲

大学院生当時の片倉の手記より
・論文への態度と8th wonderの焦燥の共鳴
・恥ずかしい引用―むしろ劇的な区切りとされる4月よりも、それ以前の灰色の季節の方が劇的なのではないか。あれだけ創造性と虚無に満ちた季節なのだから…
※自分の記録を自分で解釈するお姿をお楽しみください。

結論:灰色の季節に立ち向かう態度は虚無に向かう態度に等しい。

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