発達障がいでも大学行くには

私自身、大卒です。が、今奨学金の返済に苦労しています。返済が終わるまで、働き続けなきゃならないのですが、実際に私が通えたぐらいですから、もちろん当事者でも大学行ける方法はあります。では、当事者の大学選びを4つご紹介します。

① どの大学に魅力があるか
これは大学選びでは一番重要です。例えば、大学のホームページや、パンフレットなどに、カリキュラムや就職情報などが書かれています。大学も数えきれないほどいろいろありますので、まず、条件が揃った上で決断した方がいいかと思います。ただインターネットの情報だけでは中身がわからないので、実際に学園祭やオープンキャンパスを利用して実際にキャンパス体験をしてみると意外とわかります。

② 将来どんな職業に就きたいか
これは進路を決める上で、国家資格などの取得はもちろん、自分がなりたい職業も考えなくてはなりません。ただ青春送りたいから大学に行くという考え方ではなく、なりたい職業に就くための職業訓練校だと思って選びましょう。

③ 自分に合った環境を選ぶ
進学と同時に、引越しというには、人生の大イベントです。ただ、合う土地と合わない土地があります。出来るだけ本人が住みやすい環境を選んだ方が無難かと思います。

④ 経済的な面も考える
大学行くと、ほんとお金がかかります。私もどれだけ家族に経済的に迷惑かけたことやら。だから、奨学金借りるか、勉強頑張って特待生狙うか、推薦狙うかで、大きく変わっていきます。まずは、大学選びの際に、一度家族とか教師、あるいは大学進学経験者などに相談してみるといいかもしれません。

今や発達障がいでも、大学に行ける時代になりました。でも、当事者にとっては得意不得意がはっきりしているので、本人の身の丈に合った環境を選ぶことが一番安全ではないかと思います。私みたいにいきなり理系でハードル高い大学行って苦労しつづけるよりも、本人が一番やりやすい方法を選んであげたほうが適切だと思いますが、人の人生は変えられないので、まずは本人が一番やりたいことを優先しつつ、生きやすさをより増やしていくことが一番大切なんじゃないかなと思います。


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